学歴論争
自分は基本大学は行っておくべきだと思っています。
しかし...
昨今の学歴論争には異論を感じています。
なぜなら
なんで学歴を論争する必要があるのかがわからないからです。
中卒 高卒は 中卒高卒でよかった 大卒は大卒でよかった
だけですよね。
何らかの理由を感じて大卒必要だと感じた人が大学に再度行けばいいだけ。
そんなに難しい話じゃないです。
ところが最近ネット上で繰り広げられている学歴論争。
あれ>?
なんかおかしくなってないか?
と感じるわけです。
平安時代中期以降
貴族達は武士達を侮蔑し始めました。
下品な人間たちと思っていたのです。
そんなの平安前期からそうだったんじゃないの?
と思う方もいると思うのですが...
否 前期はそうでもないのです。
なぜか?
貴族より偉い人がいなかったからです。
そう武人たちはいましたが貴族に対抗できる勢力でなかったのです。
逆を返せば平安中期以降武士という勢力が台頭しはじめたので
貴族は武士を虐げることで地位を確保していたというのが現状でした。
そして
武士もまだ地位が弱いというのは知っていました。
なので平家は貴族になろうと試みていたわけです。
それが崩れたのが鎌倉幕府です。
その後武家中心の政治が執り行われるようになっていきます。
どういうことか?
この学歴論争は
むしろ大卒の危機なんだと感じます。
え?じゃぁ高卒が台頭しているってこと?
うーんそうではありません。
高卒が台頭しているのではなく能力があるやつが台頭できる時代になりつつあるということです。
その原因はネットです。
自由に発信できる時代になったネットのおかげで誰でもチャンスが巡ってきた。
中卒高卒の中でも大きく成功する人間が増えたということです。
逆を返せば旧来のシステムで生活している人たちの危機となります。
大卒はいわば学歴が重要です。成績ではないのです。それはなぜか?就職にありつけるかどうかが問われるからです。
多分 大卒に見合う仕事がどんどん失われ
高卒の知識で充分できるような仕事を大卒がやり始めている可能性があるんです。
今まで大卒はエリートでしたしかし今や七割が大卒となります。
すると当然それに見合う仕事は無くなり結果高卒と同じ仕事をするという状況になってきてしまった。
しかし大卒には大卒としてのふるまいがあるので
高卒や中卒をバカにすることで自分のプライドを維持するという
図式が出てきます。
え?なぜ?
大卒が高卒と同じ仕事に就くなら高卒が仕事があぶれるだけでしょ?
その通りです。
しかし優秀な大学生を雇うのは自分の立場上つらいと感じる会社員は多いはず。
ならば高卒のほうが良いということになります。
さらにダメな高卒は逆に引きこもるかYoutuberになって逆転人生を送ってしまう場合もあるでしょう。
身の恥をさらしてもかまわないという存在はどんどん恥をかいて大きくなるはずです。
要は独り身で立てる人生を選んだ人は社会で成功する可能性がありそこに学歴はあまり作用しません。
当然大学を出たのにアルバイト並みの仕事にしかつけない人も出てくるわけです。
そうなれば妬みなども増えてきます。
その結果が学歴論争になってしまったと取れなくもないわけです。
昔、大学生はエリートでした。だから彼らが競うのは世界のエリート達であったはずです。
ところが今大学生は高校生と競わなくてはいけないまでにレベルが下がってしまったというべきなのかもしれません。
商人が台頭し始めた江戸時代に言われた
武士は食わねど高楊枝
これは武士の精神をうたっています。
武士たるもの食うものがなくても気位だけは高くいろ
ということです。
ネットによって社会の構成が大きく変わりつつある今、
実は昔のシステム上の大卒なる地位がとてつもなく弱体化しつつあるように感じます。
本当の意味において知識を身に着けた真のエリートを輩出する社会を構築していく必要があるのではないでしょうか?
大学に行けばいいという時代はもう終わりに近づいたのかもしれません。
船頭多くして船山に上る。
大卒があまりに多い社会は結局混迷に拍車をかけるだけの可能性はあります。