時々アホな労働団体関係者が
労働の維持と雇用の確保こそが
自殺者を減らす最も良い方法だと
口々に言っていることを耳にします。
それを聴くたびにアホか!
と思います。
逆です。解雇しやすい社会こそが自殺者を大幅に減らす方法です。
日本は法的にしても習慣的にしても解雇がとてもしづらい。
前回のブログでも書きましたが
解雇ができない社会はいじめの社会になっていきます。
ようは不要な人間、気に入らない人間をいじめて追い出すという方法をとるからです。
まだ「あなたは使い物にならないから会社を辞めるか自分で考えて欲しい」と直接言われるほうが
楽です。そう、じわじわとやめるよう導くのが日本の社会ということになります。
更に、日本では解雇される人が少ない。すると解雇された人の気持ちが判らないばかりか
お役所ですら解雇されるくらいだから本人が悪いのだろうと保護の手を伸ばすことをためらってしまうのです。
この間市の発展をになう部署の担当者とはなして驚いたことが有ります。
レストランなどの飲食店の多くが10年以内で廃業しているとはなすと
え?そうなんですか!?という返答がきた。
おいおい 市の発展をになう部署の人だろ? 何でその程度のこと知らないんだよ!
まったくの驚きでした。
給与を貰う立場の人が一度も解雇されたことのない世の中は
大した仕事をしていなくてもその場で我慢さえしていれば
給料を貰うことができるわけです。
するとガマンをすることこそが仕事と勘違いし始めるわけですね。
そりゃ生産性だって落ちるに決まってます。
更に会社から解雇された人をドロップアウトした人と定義して
負け組みとかの烙印を押すわけです。
しかもその解雇とやらが単に妬みなどからきていたとしても
そんなのかんけーねーとばかりに自己責任とか言い出すわけですね。
コレは会社としても大問題です。
なぜなら会社が長く存続すればするほど
その社員の質は徐々に低下していくということになるわけです。
東芝がいい例ですね。
あそこは一時もてはやされましたが今や見る影も有りません。
コレこそが大企業病というモノです。
昔ドラえもんがのびたくんに「世界が君くらいのレベルになったらおしまいだよ!」と言ったシーンが有りましたが
まさに社員総のびた状態になっているわけです。
しかし解雇が増えて一生に一度は解雇される社会になるとどうなるか?
政府は解雇された人をそのママにして置くことはできませんから
補償しながらもその人が自立できるように技術などを学ばせた上で
就職または独立させるように仕向けるでしょう。
そして周りも一度は解雇されているので解雇された人へのケアも忘れなくなります。
更に政府がそのように手厚い解雇された人に対する保護政策を取ることで
逆に職場でガマンせずに上司や部下に意見を言うことができるようになるとおもいます。
会社は潰れる会社も増えるでしょうが潰れる会社はその多くがブラック企業となるわけです。
すると社会はどんどん浄化されていくことになります。
解雇しやすい社会 それは逆に人に暖かい社会となっていきます。