East Bay Punkの再重鎮バンド?のCRIMPSHRINE。現在でいうところのBay Area SoundとはこのCRIMPSHRINEのことと捉えてもいいと思う。前身バンドは82年からの結成でメンバーには先のOPERATION IVYのJesseやLintも在籍していた頃もあった。そこらへんはBASIC RADIOやほかのバンドなど、同じ人材が行き来していて、ローカルならではと感じる。重鎮といわれるのはそれだけではなく、その後のPop Punkを語るうえで様々なバンドにかかわってくるドラムのAaron Cometbusがいることも大きい。サウンドもAaronらしさのポコポコいうドラムがこの頃から健在。またギターのJeffに至ってはCRIMPSHRINE解散時はまだ十代というところも驚く。当時からAaronはカセットテープ・コンピレーションをいくつか作成しているが、単独の音源は88年のこのEPが最初。封入されているブックレットにはAaron Cometbusのその後に見られるようなZineのスタイルで、読み物としても楽しい。バンドのバイオグラフィーがCRIMPSHRINE STORYとして丁寧にこのブックレットに書かれている。(おまけにページの最後には、その後のSTORYまで!)個人所有は2nd Pressと3rd Pressのものなんだけど、最後のページはPressごとにアップデートされています。
収録曲
SIDE ONE
1. Bricks
2. In My Mind
SIDE TWO
1. Sleep.What's That?
2. Tomorrow
member
Aaron : Drums
Jeff : Guitar, Vocals
Pete : Bass, Vocals
January 1988