今回は音楽の話です。

 

本日1月4日はR.E.M.のボーカルでソングライターのマイケル・スタイプ(Michael Stipe)
New Orderのギター、ボーカルのバーナード・サムナー(Bernard Sumner)の誕生日です誕生日ケーキ

 

私が大好きで長く聞き続けているこの2つのバンドのボーカルの誕生日が同じ!

これは何という偶然でしょう、って驚いてるのは私だけ?

 

R.E.M.は残念ながら2011年に活動終了してしまいましたが、後の世代のニルヴァーナやパール・ジャム、レディオヘッドやコールドプレイなど数多くのバンド、アーティストに影響を与え、リスペクトされています。アメリカのローリングストーン誌では「世界で最も重要なロックバンド」と言われました。

 

私がR.E.M.に夢中になったのはアルバム「Green」と、それに続く「Out of Time」からです。
聴く者を突き放すような挑発的な「Pop Song 89」
マンドリンが印象的な「The Wrong  Child」
機関銃をみたいなイントロで始まる超カッコイイ反戦歌「Orange Crush」
ノイジーな音の中に力強いボーカルが圧巻の「Country Feedback」
そして何百回聴いたかわからない名曲「Losing My Religion」

 

 

彼らはこれ以降、アルバム作るごとに新しい試みをやっていくんです。

 

全曲ストリングスを導入した「Automatic For The People」

 

グランジみたいな歪んだサウンドに貫かれた「Monster」

 

不協和音や雑音など雑多な音を取り込んだ「New Adventures In Hi-Fi」

このアルバムの「Leave」は初めて聴いた時に鳥肌が立った
「So Fast, So Numb」は「You love her, You hate her, You want to re-create her」とか歌詞がすごい

 

ドラムのビル・ベリーが健康上の理由で脱退した後に作られた「Up」は静謐で内省的

 

3人編成で再出発して作った「Reveal」と「Around The Sun」はアコースティックな曲からストリング入れた曲、電子音入れまくりの曲まで、多彩なサウンドを自由自在に使って、今までのR.E.M.の集大成のようなアルバムになってます。
特に3.11後に作られた「Leaving New York」は多数の声とエコーの重なりがこの上なく美しい曲です。

 

ところが、その次のアルバム「Accelerate」では一転して、まるで新人パンクバンドみたいな、全編シンプルで若々しく荒削り、時に暴力的なほど疾走感あふれるサウンドになります。

 

R.E.M.は新しいアルバムが出るたびに、今度はどんな驚きがあるのか期待させてくれる、そして期待以上の驚きがある、本当に稀有なロックバンドでしが、2011年のアルバム「Collapse Into Now」を最後に、もう全てやり切ったと言ってバンド活動を終了してしまいました。
またやってくれないかな、と思うのが正月の行事みたいになってます。


New Orderの事まで書くと今日中に終わりそうもないので、別のときに改めて書きます。