暴風、そして雨、時には青空と・・・
目まぐるしく変化のあるベルギーです。
空の主達が、まるでじゃんけん遊びに(?)
戯れる様な空に、ホッコリしてしまいました![]()
まだまだ寒さは残りながらも、
大分、春の気配が感じられるこの頃です。
さて、タイトルの
アイデンティティを考える、娘の場合・・・
先日、5週間半の日本の滞在を終えて、
ベルギーへと戻ってきた娘ですが、
日本では、
彼女が毎回訪れる場所があります。
それが、尾道
私の父の出身地なのです。
2016年に娘と一緒に、
亡き父の故郷を訪れて以来、
彼女は日本滞在中には、
毎回一人で、1週間~10日間程度、出向きます。
海を見ながらという、
コワーキングプレイスの常連さんでもあるらしく、
又、泊る場所も、
毎回お決まりのエアビー、という事で、
今では尾道の地に、
一寸した地盤が出来ている様子です(笑)
今回、尾道では、
ポッドキャストへゲスト出演をしたそうで、
そのタイトルが、
アイデンティティを考える、だった様です。
(卵を温めに一日中、窓の前に座る鳩。
私共の顔は覚えているらしく、近くを通っても逃げなくなりました)
娘は、ハーフという事も大いに関係しているのでしょうか・・
小さい頃から、本当の自分の居場所、
そしてアイデンティティについて、常に問い続けていた様です。
他の友人と同様に、
自分の故郷は「〇〇である」、と単純に語れず、
双方の祖父母、親戚が同地には存在しない事で、
友人達とは異なり、時折疎外感を感じたり、
本籍地が日本の尾道にもあるという事や、
完全に東洋人と見なされ、
それにしては、オランダ語が上手と言われる経験、
又、仲の良いグループ内でも、
東洋人に関するジョークを浴びせられるなど・・・
(これに関しては明確に抗議し(笑)、今はあまり、ないらしいですが)
これらの事から彼女は、
「自己紹介程、難しい物はない」とも感じていた様子でした。
こんな彼女に、
「異文化、異民族を内に持ち、感じる事が出来、
それだけでも、豊かだと思う」
と、私が励まそうとしても、
「純〇〇人と、自分の立場を説明出来るママには、
一生分からないのよ・・」
と言われてしまう事もありました(苦笑)
(考えてみれば、私自身には、
故郷、祖国と言えるものが明確にあるのは確かですし)
こんな娘が、
自分の母方の祖父の故郷、尾道にて、
何を感じ、思うのか、
或いは、
何も考えずにその場、その時を楽しんでいるのか、
尾道という存在は、
彼女に何をもたらしているのか・・・
こんな事までも考えてしまいましたが、
娘も、
以前の様な、悶々とした行き場のない感情からは抜け出し、
自分のアイデンティティは、「全て彼女の内にある」
と感じられる方向に、向かっているのだろうな~と、
このポッドキャストを聞きながら、
感じていたのでした。
今のこの世の現状から、
否応なしに祖国を後にする人々に思いを馳せると、
娘のこの様な感情は、
悠長な物とも言えるかもしれません。
住居もあり、
自分を取り巻く友人、知人関係にも恵まれていますし・・・
ただ、大なり小なり、
人の数だけ、異なる悩み、感情が存在する訳ですし、
異文化を背負う、ハーフの感情の一つの例として、
こちらにご紹介させて頂きました。
という事で、
もしご興味が湧かれた方は、下記からお聞きください。
シェアに関しては、娘の同意も貰っています![]()
前編と後編に分かれており、
前編では、
非常に緩々な30分、と言う悠長な時間が流れますが(笑)
(なので、お時間に制限がある方は、
後編だけお聞き下さればと思います)
後編では、
「彼女にとっての映画という物」、が語られています。
最後まで読んで下さりありがとうございました!


