一時期の熱波と猛暑からは、少し脱出したベルギーです。
猛暑の折は、普段クーラーを殆ど必要としない国にとっては、
涼む場所もなく、皆それぞれの知恵を働かせますが・・・
我が家では家族の内一名が、池での遊泳に涼を求めておりました。
池では鯉も泳いでいるのですが・・・(笑)
泳ぐ事により、浄化装置の清掃も兼ねているという主人の持論ですが、
水泳中は(?)このオレンジの鯉がとても興味深く、主人の周囲でお供をしていたそうです。
さて、以前にご紹介させて頂いた事もある、
友人宅の3匹のベンガルの子猫達(こちらの記事)
今や5ヶ月程に成長した彼らの内2匹は、
既に新しい飼い主の所へ貰われていた様子でしたが、
一番、やんちゃな雄猫君は、まだ両親の元で暮らしていたそうです。
ところが、母猫が再び赤ちゃん猫を出産した途端・・・
母猫は、残っていた一匹の雄猫に対し非常に攻撃的になり、首の付根を噛むなど、
致命傷ともなりかねない傷を、幾つか負わせていたらしいのです。
雄の子猫は恐怖感のあまり、
ベッドの下から姿を現さない時間も経験したそうで・・・
この子猫の事を心配した飼い主さんは、
急遽、里親さん募集のため、友人、知人に素早く連絡を取り始め、
一人の方が一晩位なら、という事で引き受けられ、
その日の内に、そのお宅に、この子猫は運ばれました。
ただこのお宅ではワンちゃんを飼われているため、
正式な里親さんが見付かるまで、という条件付きだったらしいのです。
ところが・・・
このベンガル子猫君の傷口を見付けたワンちゃんは、
傷口を癒やしてあげる如くに舐め始め・・・
子猫の方も、ワンちゃんをお母さんの様に慕い、一緒に眠り・・・
不思議な事に、翌日には僅かながらも、傷の具合も快復したそうです。
そして、この二匹の仲睦まじさを見届けられていたワンちゃんの飼い主さんは、
ワンちゃんの母性本能に驚き、称えられ、
又、母親に突き放され怯えていた子猫君の心が、
少しづつ癒やされて行くのを眺められた結果、
この子猫君を喜んで、
このお宅の飼い猫とする事に決定されたそうなのです。
人間の世界とは異なる親子社会の存在する動物界、とは言っても、
傷心の子猫に、素直に寄り添う姿を見せたというワンちゃんのお話には、
種を超えた、真の素直な優しさを感じ、
心がほっこりとする、一日を過ごしたのでした。
今は散ってしまったカタルパの花、満開の折には、甘い香りが庭中に漂っておりました。



