朝晩の寒さも大分和らぎ、この数日は快晴で日中気温は20度を超えるほど。
ただ週末以降は、再び最低気温3度との予報が出ており、気が抜けないのは例年通りです。
ブログの方が、この頃ご無沙汰気味となってしまっております。
種々、ご紹介したい事柄に溢れてはいるのですが、写真の数ばかり増えている状況です・・・
先日、木蓮が盛りとなる植物公園へ、母を連れ出掛けて参りました。
出来れば母と共に、桜の時期の日本への一時帰国を、とも考えておりましたが
それが叶わなかった今、
華やかに春の訪れを告げる種々の木蓮は、
その品のある、強すぎぬ香りと共に、
春の柔らかな光と相まり、和やかに心に届く様な気がし、
こちらでの、一つの楽しみとなっております。
いつもは何気なく眺めていた木蓮でしたが、幾種類もの色彩や形の違いには、
今回初めて、興味が湧いた次第でした。
木蓮属の花は、地球上で最古の花木という事。
約1億年以上前の白亜紀の時代から、今の様な形で存在していたそうで、
恐竜やワニの全盛時代に、花を咲かせる木蓮の姿を想像すると、
又今とは異質なイメージが湧くのですから、面白いものです。
こちらは、辛夷とシデコブシの掛け合わせのMagnolia loebneriの中から
(ドイツ人、loebneriにより、1917年に初の開花の種類)
"Merrill"
"Leonard Messel"
こちらは、木蓮とハク木蓮の掛け合わせの"Magnolia soulangeana"
ロワイヤル・クラウン "Magnolia Royal Crown"
他にもまだ蕾のものなど、全部で40種類の物が植えられているそうですので、
木蓮の時期に、もう一度楽しめるかもしれません。
さて、植物園を訪れたのは、復活祭の直後でしたが、
フランス語での俗名、復活祭の花(Fleur de pâques)の水仙も満開の状況でした。
又、木陰を選んでお昼寝中の鴨は、いつも番いで仲睦まじい姿です。
この植物公園は国立なのですが、定期的にテーマごとの催しなどもあり、
今回は、この様な木細工のアート作品を幾つか見掛けました。
仰々しくなく、さり気なく飾られている点も、この植物公園の特色でしょうか・・・
さて、こうして天気に恵まれた半日を、母と共に過ごしましたが、
この頃、何となく落ち着かない気持ちで一日を過ごす事もあります。
この先は心の吐露の様になり、明るい話ばかりではないかもしれません。
長文でもありますし、もし気が乗られない方は、スルーして下さいませ。
この日は母も、満開の花々を楽しみましたが、
遠方から白色や薄ピンクの木蓮を眺める度に、
「あれは桜なの?」との質問・・・
春に桜というイメージも強いのでしょうし、恋しい気持ちもあるのでしょう・・・
ただこの所、認知障害が一歩進んで来ている様な気もし、一分毎に同じ事を 尋ねる姿には、
どこまで理性という物が心や頭を巡っているのだろうかと、こちらの胸も痛くなってしまいます。
が、同時に、この様な母の日常に半日付き合うと、身も心も疲れてしまう私は、
私自身の脳までがどんよりと重く、なかなかスッキリした日が訪れないのも確かです。
淡い木蓮の香りに癒やされながらも、
私の心は、常に快晴には行き着かない状態という所でしょうか・・・
或いは、全てが、目覚め光り輝くこの時期の心の高揚には乗り切れず、
どかかでいつも、ブレーキが掛かってしまう様な・・・その様な感覚なのかもしれません。
この終始反復される母の問いに、こちらも段々固まってしまうのも良くないのでしょうが、
母が、自分自身の脳の後退に充分に気が付いている事を見るのも、それは又辛い物です。
母の、日本での一人暮らしの最後の数年には、もう、この認知障害が始まっており、
独りという事に対する不安からか、時々、酷く攻撃的な時期もありました。
毎年、夏の一時帰国に同行していた娘に対しても、
傍から見ていても理不尽とも言える様な態度が、何度となくありましたが・・・
これは、認知障害や認知症といった事を考える場合、
一方的に誰が悪いという事は全く言及できない事柄です。
ただ思春期であった娘には、相当に堪えた事柄もあったというのは事実ですし、
この事は、娘がスケッチ的に表現した映画のワンシーンにも表出されている気が致します。
以前にもご紹介させて頂きましたが、
こちらが、大学での課題の、そのワンシーンです。
https://vimeo.com/83925770
幸いな事にこちらに移住後は、母は以前の様な一方的な攻撃態勢は殆どなくなり、
大変に穏かになっております・・・
手が届く所に、常に私共家族が存在しているという事自体が、
彼女にとっては、とても大きな安心感となっているのでしょう・・・
その中で今現在、問題となる状況はと言えば、母の被害妄想的な考えです。
これも、認知障害の一つの症状なのでしょうが・・・
一度彼女が疑いだした物は、四六時中彼女に付き纏いますし、
彼女が自分自身を被害者と見なすと言う事は、彼女にとっての、加害者が存在する訳です。
症状として、普段お世話をしている身内に、
加害者としての矛先が向けられる事が多いのでしょうが、母の場合も例外ではありません。
異国で、しかも言語の交流が不可能な場に於いては(彼女にとって)、
この状況が、どの角度から見ても行き詰ってしまう様な・・・
娘である私だけが、相談相手でもあり、又同時に標的でもあるといった様な境地・・・
これは、避けて通れるものならそれに越した事はないかと思う様な状態です。
この母の被害妄想的な症状は、昨年も膨れ上がった時期がありましたが、
昨年秋の一時帰国が功を奏したのか、その後一時期、陰を潜めておりました。
ところが、この一ヶ月前ほどから、
又、母の同様な状況を感じているといった次第です。
これに対応して、私の母校の同期会の時期も重なるため、
母にも良かれという事で、母との一時帰国を5月下旬に決定していました^^
私自身の心身の浮き沈みが(機嫌の善し悪しやエネルギーの度合い等、日々変化する物)
母に対して多大な影響があるという事も、この所強く感じておりますし、
この点を私自身がコントロール可能にする事、
というのも今後の課題なのかもしれません。
私としては、母のこちらへの移住後、
これまで、模索の時期を過ごしていた様な気が致します。
ある時は、母のために可能な限りの自由な時間を提供し、
又ある時には、私自身のためだけに時間を費やし、という様な・・・
ただ、今はこの葛藤の中から、自分が学んだ物は何かと考え、突き詰めて行く・・・
この様な時期に突入した気が致します。
自身が拘束されるでもなく、可能な限り自分でも動いていくという様な感覚が増したせいか、
種々の新しいチャレンジへの予定も入っております。
私自身の個人的なチャレンジに加え、
仕事上でも新しい一歩を踏み出そうか、という段階にもおります。
母への気遣いをしながらの日常の中、
これは難解という事は充分承知しておりますが、
意欲に反し動かず後悔するよりは、先ずは行動を、という感覚が生まれた今、
その感覚を尊重して行きたい気持ちです。
この様な状況から、皆様のブログへの訪問も滞りがちで失礼しておりますが、
同時に、この様に綴れる場所や時間がある事にも、心より感謝している次第です。
最後に、
家のシデコブシも満開状態となりましたし・・・
毎年待ち遠しい藤も、もうじき、盛りの時期を迎えそうです。
皆様の記事にも、可能な限り訪問させて頂く積りです。
今後もよろしくお願い致します。
私的な心模様の云々を読んで下さり、ありがとうございました。
ただ週末以降は、再び最低気温3度との予報が出ており、気が抜けないのは例年通りです。
ブログの方が、この頃ご無沙汰気味となってしまっております。
種々、ご紹介したい事柄に溢れてはいるのですが、写真の数ばかり増えている状況です・・・
先日、木蓮が盛りとなる植物公園へ、母を連れ出掛けて参りました。
出来れば母と共に、桜の時期の日本への一時帰国を、とも考えておりましたが
それが叶わなかった今、
華やかに春の訪れを告げる種々の木蓮は、
その品のある、強すぎぬ香りと共に、
春の柔らかな光と相まり、和やかに心に届く様な気がし、
こちらでの、一つの楽しみとなっております。
いつもは何気なく眺めていた木蓮でしたが、幾種類もの色彩や形の違いには、
今回初めて、興味が湧いた次第でした。
木蓮属の花は、地球上で最古の花木という事。
約1億年以上前の白亜紀の時代から、今の様な形で存在していたそうで、
恐竜やワニの全盛時代に、花を咲かせる木蓮の姿を想像すると、
又今とは異質なイメージが湧くのですから、面白いものです。
こちらは、辛夷とシデコブシの掛け合わせのMagnolia loebneriの中から
(ドイツ人、loebneriにより、1917年に初の開花の種類)
"Merrill"
"Leonard Messel"
こちらは、木蓮とハク木蓮の掛け合わせの"Magnolia soulangeana"
ロワイヤル・クラウン "Magnolia Royal Crown"
他にもまだ蕾のものなど、全部で40種類の物が植えられているそうですので、
木蓮の時期に、もう一度楽しめるかもしれません。
さて、植物園を訪れたのは、復活祭の直後でしたが、
フランス語での俗名、復活祭の花(Fleur de pâques)の水仙も満開の状況でした。
又、木陰を選んでお昼寝中の鴨は、いつも番いで仲睦まじい姿です。
この植物公園は国立なのですが、定期的にテーマごとの催しなどもあり、
今回は、この様な木細工のアート作品を幾つか見掛けました。
仰々しくなく、さり気なく飾られている点も、この植物公園の特色でしょうか・・・
さて、こうして天気に恵まれた半日を、母と共に過ごしましたが、
この頃、何となく落ち着かない気持ちで一日を過ごす事もあります。
この先は心の吐露の様になり、明るい話ばかりではないかもしれません。
長文でもありますし、もし気が乗られない方は、スルーして下さいませ。
この日は母も、満開の花々を楽しみましたが、
遠方から白色や薄ピンクの木蓮を眺める度に、
「あれは桜なの?」との質問・・・
春に桜というイメージも強いのでしょうし、恋しい気持ちもあるのでしょう・・・
ただこの所、認知障害が一歩進んで来ている様な気もし、一分毎に同じ事を 尋ねる姿には、
どこまで理性という物が心や頭を巡っているのだろうかと、こちらの胸も痛くなってしまいます。
が、同時に、この様な母の日常に半日付き合うと、身も心も疲れてしまう私は、
私自身の脳までがどんよりと重く、なかなかスッキリした日が訪れないのも確かです。
淡い木蓮の香りに癒やされながらも、
私の心は、常に快晴には行き着かない状態という所でしょうか・・・
或いは、全てが、目覚め光り輝くこの時期の心の高揚には乗り切れず、
どかかでいつも、ブレーキが掛かってしまう様な・・・その様な感覚なのかもしれません。
この終始反復される母の問いに、こちらも段々固まってしまうのも良くないのでしょうが、
母が、自分自身の脳の後退に充分に気が付いている事を見るのも、それは又辛い物です。
母の、日本での一人暮らしの最後の数年には、もう、この認知障害が始まっており、
独りという事に対する不安からか、時々、酷く攻撃的な時期もありました。
毎年、夏の一時帰国に同行していた娘に対しても、
傍から見ていても理不尽とも言える様な態度が、何度となくありましたが・・・
これは、認知障害や認知症といった事を考える場合、
一方的に誰が悪いという事は全く言及できない事柄です。
ただ思春期であった娘には、相当に堪えた事柄もあったというのは事実ですし、
この事は、娘がスケッチ的に表現した映画のワンシーンにも表出されている気が致します。
以前にもご紹介させて頂きましたが、
こちらが、大学での課題の、そのワンシーンです。
https://vimeo.com/83925770
幸いな事にこちらに移住後は、母は以前の様な一方的な攻撃態勢は殆どなくなり、
大変に穏かになっております・・・
手が届く所に、常に私共家族が存在しているという事自体が、
彼女にとっては、とても大きな安心感となっているのでしょう・・・
その中で今現在、問題となる状況はと言えば、母の被害妄想的な考えです。
これも、認知障害の一つの症状なのでしょうが・・・
一度彼女が疑いだした物は、四六時中彼女に付き纏いますし、
彼女が自分自身を被害者と見なすと言う事は、彼女にとっての、加害者が存在する訳です。
症状として、普段お世話をしている身内に、
加害者としての矛先が向けられる事が多いのでしょうが、母の場合も例外ではありません。
異国で、しかも言語の交流が不可能な場に於いては(彼女にとって)、
この状況が、どの角度から見ても行き詰ってしまう様な・・・
娘である私だけが、相談相手でもあり、又同時に標的でもあるといった様な境地・・・
これは、避けて通れるものならそれに越した事はないかと思う様な状態です。
この母の被害妄想的な症状は、昨年も膨れ上がった時期がありましたが、
昨年秋の一時帰国が功を奏したのか、その後一時期、陰を潜めておりました。
ところが、この一ヶ月前ほどから、
又、母の同様な状況を感じているといった次第です。
これに対応して、私の母校の同期会の時期も重なるため、
母にも良かれという事で、母との一時帰国を5月下旬に決定していました^^
私自身の心身の浮き沈みが(機嫌の善し悪しやエネルギーの度合い等、日々変化する物)
母に対して多大な影響があるという事も、この所強く感じておりますし、
この点を私自身がコントロール可能にする事、
というのも今後の課題なのかもしれません。
私としては、母のこちらへの移住後、
これまで、模索の時期を過ごしていた様な気が致します。
ある時は、母のために可能な限りの自由な時間を提供し、
又ある時には、私自身のためだけに時間を費やし、という様な・・・
ただ、今はこの葛藤の中から、自分が学んだ物は何かと考え、突き詰めて行く・・・
この様な時期に突入した気が致します。
自身が拘束されるでもなく、可能な限り自分でも動いていくという様な感覚が増したせいか、
種々の新しいチャレンジへの予定も入っております。
私自身の個人的なチャレンジに加え、
仕事上でも新しい一歩を踏み出そうか、という段階にもおります。
母への気遣いをしながらの日常の中、
これは難解という事は充分承知しておりますが、
意欲に反し動かず後悔するよりは、先ずは行動を、という感覚が生まれた今、
その感覚を尊重して行きたい気持ちです。
この様な状況から、皆様のブログへの訪問も滞りがちで失礼しておりますが、
同時に、この様に綴れる場所や時間がある事にも、心より感謝している次第です。
最後に、
家のシデコブシも満開状態となりましたし・・・
毎年待ち遠しい藤も、もうじき、盛りの時期を迎えそうです。
皆様の記事にも、可能な限り訪問させて頂く積りです。
今後もよろしくお願い致します。
私的な心模様の云々を読んで下さり、ありがとうございました。


















