数日前、夜明け時から、珍しく晴れ間が広がりそうな空が気になり
カメラを構え、思わず外に飛び出したのでした。
いつもの如く、この日も、青空は長くは続きませんでしたが、
朝一番に、この様な空を拝めた事で、爽やかな一日の始まりとなりました。
寒い寒いと言いながらも、この様な状況では、コート無しで行動出来る自分に、笑ってしまった次第です。
遊びたい心が、寒さや危険を前にしても勝っていた、子供の頃の感覚が蘇った一瞬でした。
さて、随分と勇ましいタイトルですが・・・ 今回は主人のお話です。
以前にも書いた事がありますが、
本職のヴァイオリン奏者の他に、主人は数年ほど前から、情熱の塊の様になり、研究していた事があります。
ヴァイオリンの製造を勉強していく内に湧き出て来た疑問
ヴァイオリン本来の構造、それぞれの部位の動き方、振動の様子など・・・
徹夜が続く日もあり、又、急に夜中に起き上がりヴァイオリンを眺めながら、机に向かう事もありましたが、
科学者、エンジニアである主人の兄に助けられながら、追求、又、科学的に調査の日々が続いておりました。
(義兄が発明した機械は、こうしていつも机の上に広がっておりました)
これらの機械を(道具)用い、
ヴァイオリン本来の動きを、三次元の映像で観察するのが可能な事、
又、この道具を、楽器調整時に、使用も可能、という段階に達したという事から、
一年半ほど前から、小さな会合では、機会があれば発表しておりました。
ところで、今朝、出陣という形で出掛けて行った先は・・・(笑)
毎年ヨーロッパで開催される「弦楽器、弓製造業者協会」の勉強会。
今回の勉強会の開催地である、フランスはマルセイユでの講演に招待された次第です。
これまでにも、世界中の科学者、研究者が、ヴァイオリン構造のミステリーを解くために、
多大な研究を重ね、又、今も重ねていらっしゃいますが、
主人達の研究が、今回、主催者側の目に留まったのは、
従来の研究に於いては、楽器を固定し、不動の状態での機械による測定が殆どだったのに対し、
主人達の場合、人間が、弓で弾いた状態での楽器の動きの測定、又、それを映像で確認する事も出来る、
という事が、大きな理由らしいです。
この研究会では、2日間で6人の方が講演。
それぞれに持論の正当化を繰り広げられるのでしょうが、
講演後の、パネルディスカッション的な要素も、参加者の方々にとっては大変に重要な事でしょう。
こちらは、フランスならではの・・・ ディナーを嗜みながら、という形式の様子ですが。
未知の世界に飛び込んで参ります主人達ですので、出発前、やはり少々の緊張はあった様子でしたが、
ジョーク好きの二人は、講演の折のショーのためにと、この様な物も製作しておりました。
(ヴァイオリンを弾く、或いはタッチする度に、花火的な映像が出現するそうです)
仲の良い兄弟が二人揃い、いつも笑顔で研究を続けておりましたし、
まだまだこれからも、色々なアイディアと共に、進化、発展を楽しんでいく事と思います。
マルセイユから戻り、どの様な話を聞かせてくれるのかも、楽しみです。




