前回からの続きです。
ご夫婦お二人は北フランス、ブリュターニュ地方の
出身で、20代の頃、ベルギーに移住され
ご主人が会社を起業され、現在に至っている次第です。
フランスとベルギーで数百キロの距離とはいっても一応外国での起業ですし、
最初の内は並々ならぬ苦労があったようです。
「週末も何もなく働いたのさ。(*^▽^*)」
とよく言っていらっしゃいました。
今では 町にアパートを数棟、
南フランスには別荘、
ベンツの高級車も2台![]()
と、大変優雅に暮らされていて、若い頃のご苦労が
実られた例の典型だといつも思っていました。
奥様は半プロの画家のため、全てに関して
センスが良く、時々頂く植木のプレゼントにも
常にそれが表れています。
こんな感じです。
さて、ご主人が急に、
「会社を辞めたらアコーデオンでも弾いて
暮らしていこうと思っているんだよ。」
言い出しました。
これは良いジョークとみなで笑っていると、
彼が育ったブリュターニュ地方では楽器演奏を
家族で楽しむのが、団欒の一部になっていて、
彼はアコーデオン、奥様のお母様はヴァイオリンを
良く弾かれていたそうです。
「半分は本気だからね。」
と真面目顔のご主人が呟いています。
「これからは、自分の好きな事をして、しかも人に
喜ばれることの出来る職に就きたいんだよ。
もう管理職の立場から、他人の尻拭いを
させられるのには懲り懲りなのさ。
分かるだろう?」
ここからは周りとしても笑えなくなりましたね。
「君達は音楽家だから、どんな暮らしかと思って
今日はそれも知りたかったのさ。」
という事で、きっと思い詰めていらしたのでしょう。
奥様は横から何回も
「大丈夫よ。絶対に上手く事が運ぶから
」
と何回も仰っていました。
このお会いした日の1週間後に、会社の方に
税務署からの本格的なコントロールが入る所
だったらしいのです。
その後の事は、こちらから催促するようでも、
と思い、まだ伺っていません。でもとに角、
今までに築き上げられてきた物を大事に
これからも歩んでいかれる様に、願うのみです。
奥様が横で良く支えていらっしゃるので
順調に運ばれると、私は信じていますが。。。
ところで、ここで家の主人は、彼を元気付けるため
今までの音楽人生においての”体験談”を
面白おかしく語りだし、
ご夫妻も心底、笑っていらっしゃいました。
(*゜▽゜ノノ゛☆
これらについては、又機会を改めて
書いていくつもりです。

