何気なく見ている企業のCMは、インパクトがあったり面白かったり、ストーリー性があるなど様々な思考が凝らされています。
CMの中には、人々の心に感動を与えるものもあります。
感動を与えてくれたCMの中に、九州新幹線全面開通のために作成されたCMがあります。
これは、2011年3月12日の九州新幹線全面開通に向けたCMで開通に合わせて放送される予定だったのですが、前日の3月11日に東日本大震災が起こったことで放送中止になったCMでもあります。
このCM自体は、3月9日から放送されていましたが、放送期間が3日間のみとなり今では幻のCMとして知られています。
しかし、その後はYouTubeやニコニコ動画でアップされたのをきっかけに大きな話題になったことを覚えています。
CMの内容としては、九州新幹線の沿道や周辺の建物に市民が集まり新幹線の開通を祝うという内容のものです。
新幹線に向かって、みんな笑顔で手を振る光景はまさに市民の喜んでいる気持ちが伝わってきます。
しかも、このCMの撮影は一発勝負でもあり市民の心が一つにならない限りこれほど素晴らしい作品にはならなかったものと思います。
確かに、九州新幹線の全線開通には、様々なことがあったことでしょう。
新幹線開通に関して反対する人もいたと思いますし、立ち退きを強いられた方もいたことでしょう。
ですが、九州新幹線が開通することに関して喜んでくれている人がこれほど多いことが実感できたことはJR九州としても本当に嬉しいことだと思います。
企業のCMには企業の思いがたくさん詰まっているものだと思っています。