オオジュリン(大寿林):東京港野鳥公園

スズメ目 ホオジロ科

4号観察小屋の葦原にスズメを発見しました。

鳥:「よく観てちょうだい。ほっぺが黒くないでしょう!」

私:「本当だ。黒くないし、ジュリ〜ンって鳴いているからオオジュリンだ。」

鳥:「正解!鳴いてヒントあげたでしょう。」

ホオジロともよく似ているがお腹が白いのがオオジュリン。

ホオジロはお腹が赤褐色ですね。

よく見ると葦原の中に何匹もいます。

男の子の夏羽は頭と胸元が真っ黒になります。

今は冬羽なので頭は茶色です。

もしかして女の子かも知れません。

これからお食事タイムです。

葦の枝をむしって中の昆虫を食べます。

「バリバリ」とかなり大きい音でむしります。

「おりゃっ」と羽ばたき大胆にむしったぞ。

お次は誰かな?

私:前回お勉強した「ビンズイちゃん」が居りました。

葦の中はカモフラージュ効果適面ですね。

鳥:「ちゃんと学習してちょうだいよ! アオジだよ。」

私:「あら、ごめんなさいね。お腹の柄が無く黄緑色です。」

前回紹介した「ビンズイちゃん」と比較して観て。

これならよく違いが判るでしょう。

アオジ様、失礼しました。

それにしてもかなりプックリですね。

葦の中でぬくぬくと過ごしていましたか?

アオジ:「何ですって! 上空見てよ、猛禽が飛んでいて

狙われているの。ぬくぬくなんてしてられないわよ。」

この日はトンビやオオタカが上空を舞ってました。

猛禽じゃないけど、クチバシだけ猛禽ぽい「モズ」も葦中に。

次回 葦の中から その2に登場するのはこのお方です。

お尻だけの紹介ですが、ヒントです。

「東京港野鳥公園育ちだって。食いねぇクイネェ、寿司クイナ」

ってほとんど答え言っちゃってる私。

それでは次回をお楽しみに。

 

日時:2024年3月

撮影場所:東京港野鳥公園

撮影者:kacat

カメラ:LEICA V-LUX4

設定:ISO100 600mm F4 1/400s