セイタカシギ チドリ目セイタカシギ科
東京港野鳥公園の東淡水池にて
「背高鷸」名前のごとく脚が非常に長く背が高いのが特徴。
遠くから見てもその姿で、すぐにセイタカシギとわかります。
細長いくちばしと脚が長いぶん、干潟などの浅瀬で競合する
サギや他のシギ・チドリ類よりも深い場所にまで足を延ばす
ことができます。
東京都では絶滅危惧種(EN)としてレッドリストの指定をしています。
爪楊枝のように真っ直ぐに細長いくちばしと、赤色の虹彩は地味な鳥が多い
シギ類の中でも目立つ存在です。
下の2枚の写真を見るとピンク色の長い足をうまく折りたたんで
1本足で休息する様子がよくわかります。
こちらは同じ東淡水池の陸地で餌を探すコチドリです。
「足が短いので水中には行かれないよ〜」と浜辺をチョロチョロと。
黄色いアイラインが目立ちます。
野鳥公園も都会の中の一部だと感じさせる風景です。
東園と西園を結ぶ連絡橋から遠方にレインボーブリッジが見えます。
日時:2023年8月
撮影場所:東京港野鳥公園
撮影者:らんまる
カメラ:Canon SX70HS
設定:ISO100 247mm F6.5 1/400s