今回は、限定酒や品評会酒等に使用される「反転裏ラベル」シリーズです。
飲み場所「酒徒庵」には、この「反転裏ラベル」シリーズが結構あります。
蔵元いわく
日本一縁起の悪い名前の酒
色は枯葉色、サエも良くない。
しかし一度飲めばはまる酒です。
さあ貴殿も取り憑かれてみませんか?
とのこと。
酒造: 島根県
加茂福酒造
種類:純米大吟醸・せめ
飲み場所:「酒徒庵」
kacatの感想(ウマ度:8/10)
「せめ」とは、酒を搾る行程で、終盤に出てくる原酒のことで「攻め・責め」とも書く。
伝統的な圧搾法では、酒袋に入ったもろみの
あらかたが搾り終わったら、
薄くなった酒袋を積み直し、
かける圧力を増していきながらさらに高圧で搾る。
この過程が「責槽(せめぶね)」と呼ばれるものであり、
押し出されてくる酒を「責め」と呼ぶ。
香りのインパクトや味のふくらみは3段階
(「あらばしり」「中取り」「責め」)
の中で最も薄く、アルコール度はより高め。
強い圧力をかけて搾るため、
一般的には雑味が出やすい特徴がある。
「せめ」の文字の上には血痕が ブルブル ガクガク