出張に来た。
昨日の夜から夫の具合が悪く、気になりながら出て来た。
風邪だったようだ。
はるばる兵庫県へ。約8時間。
まあ、好きで選んだ。
着いたらば、社内では胃腸炎が大流行。
社員の多くが欠席と早退。
まかさの社長も、寝込んでいるらしい。
珍しい。
なので、自分からどんどん仕事を探す。
今日は織りの部門と染めの部門。
仕事は楽しい。
教育の仕事も楽しいが手仕事の仕事もいい。
ところが、宿泊する予定の寮が胃腸炎でキャンセル。
山の上のゲストハウスの鍵と車の鍵を渡された。
普通なら大丈夫。
しかし、私は車の運転が何より苦手。
真っ暗なしかも土砂降りの中、
ナビも途中までしかなくて、山の中に迷い込み半べそで、必死で切り返して戻り、また迷い込みを繰り返して、
半泣きで社員さんに電話。
すみません、辿り着けません。
しかも、なんか、会社の車、後ろ当てちゃったような。泣
やっとのことで着いたが、広すぎる。
もとは、温泉施設だったのを社長が買い取った。
まだ、改装半ばでカーテンがない。
落ち着かない。
しかし、温泉は檜風呂に岩風呂。
1人でお湯を溜めて入った。
そして、考えた。
こんな豪華な温泉でも、1人だとつまんないな。
以前、何かの本で読んだことがある。
神様は、最初1人で。
すべてなんだけど、1人だった。
遊ぶことも喜ぶことも悲しむこと苦しむことも1人だと出来ない。
だから、分離した。
手に五本の指があり、その一つ一つに親指、人差し指と名前がありながら、それは一つの手であるように、
神様(宇宙)は、一つでありながら、私やあなたや、彼に分離した。
そして、それぞれやりたい体験をするのだ。
テーマを決めて。
ロミオとジュリエットばりに、命をかけて大恋愛するぞ!
とか、
野球選手になって、子どもや大人のヒーローになるぞ
とか、
勉強して、この世界の不思議を解き明かすぞ、
とか、
ビジネスやりまくって、金に埋もれるぞ
とか、
病の辛さを知って、医師になるぞ とか、
なんでもよし。もっと地味なテーマでもいい。
その中で、心臓を掻きむしるような別離や非情な別れもあり
次々と苦難が襲うこともあるが、
神様(宇宙または、私たち)は、その体験がしたかった。
人生を終えて、また、神様(宇宙)に戻ったら、ああ、そういうことだったのか。と、気づくと書いてあった。
その本の真偽は永遠にわからないが、
1人で温泉に入りながら、そんな本を思い出した。
社長さん、今夜はすみませんが、ちょっと怖いので、明かりをつけまくって寝ます。