わりと冷たい風の吹き抜けるここは横浜。
店の前の河川という名の自然についてのアツいミーティングを終えて、私はスーパー銭湯へ向かい、受付終了10分前に滑り込み、キューッとアツ湯でたるんだ心と体を引き締めた。
脱衣で服を着ていると、菅原洋一のようなおばちゃんが、新人アルバイトに
マットよ、捲るのよ~
と高い声で指導していた。
いわゆる同業他社の私は、これが表に出ないノウハウかと、手帳に書き留めようとしたが、手帳は引き出しの二番目に忘れてきたみたいだ。
アツアツの体を揺らして町に向かうと、相変わらず知らないオネエサンが声をかけてくるので、うぶなふりをしてすき家に入る。
すき家でもうぶなふりをして、お好み焼き牛丼を頼む。
しかし、食すのは二回目なので余裕だ。かつをぶしに動じない、さらに玉子を落ち着いて割る。そんな流れるような作業を邪魔したのは、かつをぶしを吹き飛ばすエアコン風ではなく、カラシマヨネーズ。
辛い、鼻にくる。
そんな一日。
麻生首相はいかがお過ごしか。
