今日の結論から先に言おう。

結論は「前へ進む」しか出なかった。

本人たちの前では、いたって明るくしておいたが、

いささか失望に近いものもあった。

こちらはしっかり調べたのだが、向こうの返事は、

放送業に関わる事業は、すべて許可制であり、その許可が下りるかどうかは

不透明なままである。そして、それを調べるためには、またコネを使って、

放送業に携わるえらいさんをつれてこないといけない。

と、それだけだった。

具体的な話が何一つ出てこないのは、中国式商売方法といった所だろうか。

なので、いつになったら、その「詳しい人」が出てくるのかを聞いてみた。

すると、1ヶ月後という返事が来たので、3月15日までに、その人を連れてきて、

詳しい説明を聞く場所をセッティングしてもらうことを確約してもらった。

これが、自分としての最低条件だと感じている。

確かに、ここ中国では、協力者がいないと成り立たない。

出来る訳がないので、どうしても必要なのである。

ここはひとつ、黙って我慢我慢の日々なのである。

それでも、一つの答えは出てきた。

それは、許可が取れれば取れるに越したことはない。

取れなければ、北京で暮らす日本人向けの総合音声ポータルサイトとしての

運営を行う、というものだった。

物はいいよう、と言うけれども、それにしてもうまく考えるものだ。

ま、その方向は色々なベクトルが考えられるので、

まぁもう少し考えてみてもいいかなと思っている。

ただし、油断は禁物。慎重に、慎重に…