コードギアス 反逆のルルーシュ 第25話&第26話その1 | ひびこれ。ーただ今「美しい罠」に暴走中ー

コードギアス 反逆のルルーシュ 第25話&第26話その1





「命令だ、生きて帰れよ、我が騎士ギルフォード。」





「イエス、ユアハイネス」



姫騎士万歳。

主従関係万歳。



ギルネリ激萌え。



カプじゃないんだ、カプじゃ。


男と女を超えた絆で結ばれたネリ様とギルフォードが好きだー。

 

同じ姫騎士でも、スザユフィは、主従関係より、男と女の方が、

勝ってるんですよねー。


まあ、出会い方からして、「ローマの休日」で、

「私を好きになりなさい。」なんて、告白をされちゃったら、

当然かもしれませんが(笑)



ネリ様に死なれたら、ギルは殉死しそうですが、スザクは最終的には、

ユフィへの想いを胸に秘めつつ、強く生きていきそうな気がするな・・・。


これは、主従の絆と男女の愛の違いなんですかねー。


まぁ、スザクにとって、ユフィは「恋人」と言った言葉で言い表せられるような

存在ではなかっただろうけど。


主君であり、恋人であり、同志であり・・・自分にとっての未来そのもの。



ユフィに死なれて、復讐鬼になり、壊れていくスザクがみたーい。



あひゃ(゚∀゚)



というスタンスで、第25話を待ち続けていたのですが、


実際、見ていると、スザクより、ルルーシュに心が痛みましたよ・・・。



ルルが・・・哀れだ。




スザクは、ブチ切れて、人が変わったようになってますが、


根本的には何もかわっていない。



「ゼロを殺す」というのが、今の自分の最優先事項なだけであって。



カレンに目を覚ませと言ったり、生徒会のメンバーを守ろうとしたり、

アーサーとアイコンタクトしたり、ネリ様にイエスユアハイネスしたり。


復讐に燃えていても「人を騙したり、裏切ったり」することを良しとしない。



本質は変わっていない。



スザクは、まだ、引き返せる。

帰るべき場所がある。



そこに価値を見出すか、どうかは、スザクの自由ですが・・・。


でも、スザクはちゃんと、わかってるだろうな。



だからこそ、守ろうとするわけで。




一方、ルルはですね・・・。



なんか、もう涙がでてきましたわ。゚(゚´Д`゚)゚。



この人、ナナリー以外のものをすべて吹っ切ってしまった。




生徒会を人質に、スザクを捕らえるルルーシュ。




スザクは、生徒会のメンバーを見殺しにはしない。


それが、わかった上で、ルルーシュは人質にとったんですよね。



ルルーシュ自身、生徒会のメンバーを殺す気はまったく、

なかったと思います。



ナナリーもいますしね。



戦術的には正しい。



だけど、それでも。



昔のルルーシュなら、こんな手段はとらなかったはずなんですよね。


大切なものは遠ざけておく。巻き込まない。



それが、ルルーシュのポリシー。



いくら戦術的に有効だろうと、こんな形で、

生徒会を巻き込むようなことはしなかったと思います。



それは甘さなのかもしれない。



けれど、


ルルーシュが守るべき一線だったはず。


ルルーシュがルルーシュであるために。



人質をとったことに、スザクは憤るが、ルルーシュは冷たく言い放つ。


「仲間になる機会をことごとく裏切ったのはお前だ。

くだらん美学にこだわったことを悔いるがいい。」



美学というのはその人の生き方。


歳を重ねた人間が、自分の美学をかなぐり捨ててまで、

何かを成し遂げようとする様は感動的なのですけど。


16、7の少年が、放棄するべきものではないと思うんですよ。

精神が未発達なあやうさゆえに。


スザクは、美学にすがることで、どうにか父殺しという大罪を

背負って、生きてこれた。


ルルーシュはこれから、一体、何にすがるというのだろう。


自らの美学を捨て去って。









ゼロの正体がルルーシュだとわかり、

「信じたくはなかったよ。」とスザクは呟く。



どうとでもとれる24話の2人の最後の会話がここに繋がる

わけですねー、なるほど。


結果的に、あの会話は2人の決別宣言になってしまいましたね。



ナナリーがさらわれ、ルルーシュはスザクに一時休戦を申し入れる。


「ナナリーを救うために、力を貸してほしい。

俺とお前、2人で出来ない事なんて・・・。」



スザクはルルーシュに銃口を向ける。







「甘えるな。」







ああ、これは、スザクが怒るの無理ないわ(;´Д`)y─┛~~



自分の一生をかけて守ると誓った大切な人を殺されて・・・。


その犯人と、


一時休戦?

手を組もう?



そんなん無理だって。








「君が手を組むべきはユフィだった。」



ルルーシュは言う。






「すべては過去。終わったことだ。」

「お前も父親を殺しているだろ。懺悔など後でいくらでもできる。」




あー、ルル・・・。


あんた地雷を踏みまくりだ・・・○| ̄|_



愛するものを殺されて「過去」で割り切れるはずがない。



谷口監督がインタビューで「ルルーシュは過去の連続性をわかっていない。」


といってたのですが、それが、よく表われている行動とセリフですねぇ。



なんか、今回のルルを見ていると思い出すんですよね。


「無限のリヴァイアス」のファイナ・S・篠崎を。



「過去は断ち切らなければ、前には進めない。」


そういう信念の元、殺人を繰り返していった少女。



「断ち切ることはできない。過去を背負って、

人は生きていかなければならない。」


というのが、谷口監督が提示した結論でした。


それをふまえると、ルルーシュは過去を背負わなければならない

展開になるんだろうな。。。



地獄だ。








独善的なルルーシュの言葉にスザクは引き金にかけた指に力をこめる。


「君は最後の最後で世界を裏切り、世界に裏切られた。

君の願いは叶えてはいけない。」





「バカめ。理想だけで世界が動くものか。」



これは・・・正義も悪もないだろ・・・。

理想だの現実だのという問題でもない。


スザクとルルーシュ、2人を突き動かしてるのは私怨だ。


もっともらしい理由をつけて自己弁護をしているだけで。


でも、


殺し合いに私怨はかかせない・・・(ぼそ)


KMF戦もスケールがあっていいけど、こうやって、

生身で銃を向け合うというのも、



萌え(/ω\)








「お前の存在が間違ってたんだ。お前は世界からはじき出されたんだ。」



怒りのあまり、ルルーシュはスザクに、銃を向ける。







「スザク!!!」





「ルルーシュ!!!」








ばあーんっ!!





って、ここで、終わりますか?○| ̄|_



何が、最終回だ・・・。

2期に丸投げじゃないか・・・。



ルルーシュとスザク以外のキャラについては、また次回にでも。