レーザー・レーサー(LZR RACER®)
レーザー・レーサー(LZR RACER®)と聴けば、北島康介選手が金メダルを総なめにして、マイケル・フェルプス(Michael Phelps)選手が8冠を達成して世界中が沸いた北京オリンピックにて活躍したSwimmingg Suit(競泳用水着)を思い出すだろう。日本競泳男子の松田丈志選手が200メートルバタフライで銅メダルを獲得したのもレーザー・レーサーである。
このレーザー・レーサーなる水着どのようなものなのか? 実は筆者は松田丈志選手と同様の肩までのロング・ジョンタイプモデルでバタフライを400m、週に3回程度泳いでいる。感触としては、ニットのスイミング・キャップ(水泳帽)のようであるが、ニットとは比べ物にならない頑強な特殊繊維であり、引っ張ると伸びるのだが、半端でない力とコツが必要なので着用に苦労している。
足を通し膝までは無難なのだが、最大の問題は腰骨である。少しずつ少しずつ手繰り寄せるようにズリあげていく。足首から太ももまでパンパンに入ったところで、余った胴体部分を左右どちらかの腰骨にかけて引き上げ、次にもう片方の腰骨に引き上げるのであるがここが最大の難関、どうしても引き上げられない場合は、引き上げられた方の腰の部分まで腕を持っていき、腕で強引に引っ張りあげることもしばしば。自ら着れば15分くらい、人に手伝って貰って10分くらいだろうか。
では、はき心地はというと、全身サランラップにて締め上げられた? 様な感じとでもいうか、とにかく胸まで苦しくなってくる。 一度オフィスのロッカー・ルームで着用しジムまで10分程度歩いたのだが、泳ぐことさえままならぬ、うっ血状態になってしまった。
して、その効果はというとタイム的に云々拘っていない筆者は、圧倒的に腰への負担が軽減されていることに気づいた。要は天下無敵の全身サポーターである、バタフライのドルフィン・キックも力強く返ってくるし、25m毎のキック数も減り「水に乗れる」感触が得られる。
通常競泳用の腰下スーツも所持しているが、こちらで泳いだときは腰の痛みが翌日まで残ることも多い。が着用は簡単3分、手助け必要なし。
よく考えてみれば、ここまでして町のスポーツ・ジムで泳いでいる輩は、筆者くらいなものであり、周囲の眼は「このオッサン逝ってるんちゃう?」と冷ややかなのは良く解っている。
それでも今日も「チョー気持ちいぃ!」ってか