5C1 Champ 自作の続き


バッフルを前面からドリルで下穴開けてネジ止め


裏蓋をドリルで下穴開けてネジ止め

上側は排熱用に少し隙間開けました、6aq5は熱くなる真空管の筆頭


FA-15ハンドルを流用、元の取り付け穴利用


こんな感じの佇まい



10数年前に5C1 Champは自作した事があって、音はシングルだとフルボリュームでもほぼ歪みません、ハムバッカーで軽いクランチ

Distortion+でプッシュすると気持ちいい音出てました


で、出音は小さいです、フルボリュームでも五月蠅くない、これはGAMPSさんも本家を修理して言ってます

http://amp83.blogspot.com/2015/08/fender.html?m=1


プリ部が5極管で1段増幅(5e1以降のChampは3極管で2段増幅)、グリッドリークバイアス方式っていう最近のアンプでは見かけない仕組み


ちなみに復刻champion 600や近年のGA-5は5f1 champとほぼ同じ回路


6au6のデータシートにグリッドリークバイアス使用時のデータ有り



Gibsonの初期のGA-5はほぼ同じ回路

回路の解説もこちらのサイトで見れます

https://www.ampbooks.com/mobile/classic-circuits/gibson-ga-5/


今回自作したのは回路の定数はほぼ5C1 Champで、整流はトランスの都合でブリッジ整流(ダイオード)

真空管を6sj7→6au6

6v6gt→6aq5に


配線図書いてコレ見ながら組みました



自作にかかった費用は、

キャビネットとハンドルとゴム脚とバッフルで770円(セカスト フェルナンデスFA-15)

シングル用出力トランス2,500円(祐徳電子 税込・送料込)

手持ちで足りないパーツ3,500円(ギャレットオーディオ 送料込)

デニムハギレ580円(ユザワヤ)

計7,350円+手持ちパーツ(セレッションスピーカーと電源トランスとシャーシと電解コンデンサーと木板)


今回はかなり好きになるアンプが出来た気がします、そもそもこの回路図のアンプはそうそう売ってないので作るしか無い。