出版内容(コンテンツ)の「解決方法の提案」 ☆第15回☆  | 日本ビジネススター養成協会のブログ

出版内容(コンテンツ)の「解決方法の提案」 ☆第15回☆ 

こんにちは、

金曜担当の広告代理店(株)堀越の代表、堀越登志喜です。

昨年2月に「動機力仕事力」(マガジンランド刊)を出版しました。

実はこの本には、その底本となる小冊子があったのですが、

今日は、コンテンツ(内容)構成のストーリー化について、

【解決方法の提案】をお話します。



(1)解決方法の提案とは何か?

■読者に問題の解決方法を提示することです。
問題を共有できる読者にとって、解決のプランは是非欲しいのですから、
強く興味を引くことができるのです。

問題解決の提案は、読者の興味を強く引きつけ、
満足を与えることができます。

解決方法の提案とは、問題を解決する(課題を達成する)プランを指し示し、
読者へ解決のアドバイスを与え、人生のヒントを与えることです。

(2)解決方法の提案の重要性とは?

■解決方法の提案は、読者へのメッセージとして、
価値があり、回答となる重要なテーマです。

解決方法が指し示されることで、
読者は、満足感を得ることができ、
行動を起す「動機付け」になるのです。

解決方法の提案は読者にとって、
自分の問題を解決することができると言う、
希望を発見できるのです。

(3)解決方法の提案に必要なこととは?

■なるべく具体的な解決方法です。
分かりやすく読者目線で、解決方法を述べるべきです。

なぜなら、
手の届かないような方法論などを読者は期待していないからです。
追体験可能な、
日常的な方法で問題解決が成されなければなりません。

必要なことは、読者にとっての「解決方法」であることです。
読者が自分の問題を解決する(課題を達成する)ための、
方法でなければならないのです。

(4)解決方法の提案における問題点とは?

■読者が自分の問題解決と離れていると感じてしまうことです。
問題の共有はできていながら、その解決方法(達成方法)が現実的でなく、
或いは、いかにもプランだけで終わってしまうような解決方法は問題です。

解決方法の提案に、読者が戸惑いを感じたり、
自分のではできないと思わせる方法は、
読者をひきつけることができないのです。

(5)解決方法の提案によって得られるものとは?

■読者は、問題可決の提案によって、
自分の問題解決に希望を見出し、
その本に引き付けられるのです。

問題解決は、ストーリーの構成の中で、
それまでの流れを一気に加速させ、
全体のテーマ(主題)を開示し読者の心を動かすことができるのです。

●今日の検証(C)
・読者にとっての問題解決提案となっているか?
・読者に希望を与えることができるか?
・読者を引き付けられるか?
●今日の実践(D)
・読者を想定した問題解決提案をする!
・読者に問題解決への希望を与える!
・読者の心に響く提案をする!



次回は、【行動の仕方】を、お話します。



それでは前回に続き、

ビジネスのステージをアップし

ビジネス・スターを目指す貴方が、

『どうすれば』ビジネスを成功させ、

業界No.1になる為の、『重要なコト』についてお伝えします。



前回の「自分への許し」の次は、



【ねぎらう】についてです。


①ねぎらいとは何か?

■労をねぎらうとは、仕事への努力を褒めて慰めることです。
褒めるのは、賞賛ですが、ねぎらうのは慰めです。

心を穏やかにするために慰めることが、ねぎらいです。
仕事の成果への賞賛は、人に知らしむべきですが、
ねぎらいは本人を温かく迎え慰め安寧にすることです。

賞賛は励みになりますが、ねぎらいは安らぎとなり本人の仕事への疲れを癒します。
癒されることは、次の行動へのエネルギーを蓄えるために必要です。

②ねぎらうには?

■仕事の経過を良くヒアリングし、理解し、成果だけでなく、
そのプロセスについても傾聴し、その努力をねぎらうのです。

分かりやすい成果が常にあるとは限りません。
或いは成果に至らない途上や、成果に結びつかない経過において、
その仕事の労をねぎらうことは、
その仕事を諦めずに続け成果に結びつけるために必要なことです。

その為には、仕事のプロセスの報告・連絡・相談に注意し、
経過を理解することが必要です。

③ねぎらうことの重要性とは?

■永いプロセスを必要とする仕事の場合、
その達成の臨界点に達するまでは、努力と結果が正比例しません。
褒めるべき点も無く、逆に努力の割には成果を見出せず、
むしろ非難の対象にすらなってしまいます。

そんなときこそ、ねぎらうことが重要です。
問題が、困難であればあるほど、成果は見出しにくいのです。
途中で、挫折しそうになったり、投げ出したくなったりするものです。
仕事の途上でねぎらうことは、その仕事をやり遂げるためにも必要なのです。

④ねぎらえないのはなぜか?

■仕事のプロセスを理解していないからです。
充分な報告・連絡・相談が行われず、その仕事の進捗に無関心であれば、
ねぎらうことはできません。

経過は結果に至るための道筋なのですから、
その進捗は、成果の為に重要なことは言うまでもありません。

その進捗が結果に到達していない、或いは成果が見えないからといって、
無視してはいけないのです。

経過・プロセスを重要視して、その途上でねぎらうことが、結果へ導きます。

⑤ねぎらうとどうなれるのか?

■特に困難な仕事で、障害が多く時間を必要とする仕事は、
途上での精神の安息も必要です。

それは消耗するエネルギーを充填し、さらに困難な道を歩み続ける為に必要だからです。
長い道のりを経た、素晴らしい成果にたどり着くためにもねぎらうことが必要です。

ねぎらいによる安息が、永い経過を必要とする偉大な仕事をなしえるのです。
素晴らしい成果の仕事には、途上のねぎらいによる急速は心のオアシスだといえるのです。

●今日の実践(D)
・周りの人の仕事の進捗を知る!
・途上の仕事をねぎらう!

●今日の検証(C)
・周りの人の仕事の進捗を知っているか?
・自分や周りの人の仕事をねぎらっているか?


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