出版内容(コンテンツ)の「問題提起」 ☆第14回☆  | 日本ビジネススター養成協会のブログ

出版内容(コンテンツ)の「問題提起」 ☆第14回☆ 

こんにちは、

金曜担当の広告代理店(株)堀越の代表、堀越登志喜です。

昨年2月に「動機力仕事力」(マガジンランド刊)を出版しました。

実はこの本には、その底本となる小冊子があったのですが、

今日は、コンテンツ(内容)構成のストーリー化について、

【問題提起】をお話します。



(1)問題提起とは?

■現状認識をふまえて、問題点を洗い出し、
その原因や結果を読者に、認識させることです。

問題提起とは、現状認識の中にある問題点を顕在化させ、
読者に提示することです。

問題提起によって、読者ははっきりと自分も含む、時代や環境や考え、
仕組みなどの中に隠されている問題を著者と共有するのです。

(2)問題提起の重要性とは?

■読者と問題を共有するために重要です。
問題点が著者だけの問題ではなく、
読者にとっても重要であることを理解してもらうことで、
その問題解決へと前進できるのです。

問題提起することは、
読者と問題を共有しその解決を模索することで、
本の価値を見出せるからです。

(3)問題提起に必要なこととは?

■その問題が、著者だけのテーマではなく、
読者にとっても重要な問題であることを理解してもらうことです。

問題の共有こそが、読者を強く引きつけ、
自分の問題として捉えることで、
問題解決へのプロセスが必要となるからです。

だから、問題提起に必要なのは、
問題が読者の問題であることをしっかり認識させることなのです。

(4)問題提起における問題点とは?

■問題のテーマに読者がコミットできないことです。
その問題が著者だけの問題であり、
読者が自分も解決すべきことだと認識できないからです。

しっかりと読者にとっても重要な問題・課題であることを
伝えなくてはなりません。
読者にとって重要な問題であることができなければ、
本はその意味・価値を失ってしまいます。

(5)問題提起の成果とは?

■問題提起ができれば、読者は本に引き込まれます。
問題解決のために必要になるからです。

問題提起ができれば、読者の心を掴み、
問題解決のテーマへストーリーを進めることが出ます。

問題提起は、読者の課題解決への意欲を持たせ、
本の必要性を認識させることができます。

●今日の検証(C)
・問題を共有できているか?
・テーマを読者に理解・認識させられるか?
・強く刺さる問題提起ができているか?
●今日の実践(D)
・読者と問題を共有する!
・読者にとって重要なテーマであるか?
・読者にとって解決すべき問題であるか?



次回は、【解決方法の提案】を、お話します。



それでは前回に続き、

ビジネスのステージをアップし

ビジネス・スターを目指す貴方が、

『どうすれば』ビジネスを成功させ、

業界No.1になる為の、『重要なコト』についてお伝えします。



前回の「人を許す」の次は、


【自分への許し】についてです。


①自分への許しとは?

■自分で自分を許すことです。
自分の課題達成を厳しく考えすぎると、
自分のミスや、未達成な課題について、自分を許すことができません。

厳格すぎる自己管理は、自分を追い詰め強いストレスにより、
後悔したり反省したりする時間が増えて、
却って行動を阻害することがあります。

自分を許し、無用なストレスを避けることは自分を明るく、元気にして、
前向きな行動へと前進させます。

②自分を許すには?

■自分の課題達成にこだわり過ぎて、
自分の負担を大きくし過ぎることは、明るさと元気を失わせます。
失敗や未達成は、やり直しや再挑戦でもリカバー可能なのですから、
なるべく早く、自分を許し、次の行動へ移れる心構えを準備したほうが良いのです。

自分の目標や課題やその期限を守ることは重要ですが、
より大きな目標・課題に向けて、
その途中でおきる失敗や遅れに縛られないようにすることも、
全体を調和させ、成功するためには必要です。

③自分を許すことの重要性とは?

■自分の活力を低下させず、活動・行動を自由に前向きにすることです。
自分を許すことができないと、自分を責めてばかりいて、
元気な心を失ってしまいます。

木を見て森を見ずになってしまうのです。
小さな失敗や遅れは気にせず、自分に寛容になり、
大きな目標・課題の達成に目を向けた方が、結果に結びつくのです。

自分を許すことは、より大きな目標・課題のためのプロセスといえます。

④なぜ自分を許せないか?

■自分に厳しすぎ、目先の目標・課題にこだわり過ぎるからです。
それぞれの失敗は必ず教訓や改善に結びつき、
決して無駄でないことのほうが多いのです。

小さな目標や課題ばかりにとらわれずに、
途中の間違いや遅れにこだわらない姿勢が大切です。

自己管理にとらわれすぎることは、返って全体への視線を失い、
成果を遠ざけてしまいます。

⑤自分を許すとどうなれるか?

■遠い大きなゴールに向けて、
その途上を明るく元気に、前向きに進むことができます。

途中の障害・困難に立ち止まらず、前に進むためにも、
自分を許容することは必要です。

小さな失敗にこだわらず、大きな目標を達成するために、
自分の小さな失敗を許すことができれば、
くよくよせずに、明るく元気に仕事をできるからです。

●今日の実践(D)
・自分の失敗や仕事の遅れを許す。
・自分を許す心を持つ。

●今日の検証(C)
・自分の目標管理にこだわり過ぎていないか?
・自分に厳しすぎないか?(自分を落ち込ませていないか?)

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