いかがお過ごしですか?
都内では、
やっぱり、この時期らしく「桜開花」が話題になっていますね?
実に羨ましいですねぇ、
何せ北海道は、まだまだ雪の中。
「桜開花」などは・・・・・・・何のことっ?とばかりに、
話題どころか、思い浮かびもしません。
まぁ、
日本は縦に長いということもあって、
順繰りと、季節が廻ってくるのですが、
北海道の「桜開花」は・・・・・・・・・「4月下旬~5月上旬」。
ということは、
ゴールデンウィークに桜を楽しむことが出来るってことですね?
これはこれで、いいじゃないですか?
本州の方々、どうぞお先にお楽しみくださいませ。
では、
今回のテーマ。
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「分かってはいても止められないゲームほど、
苦しいものはありません。」
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「交流分析」の7つの要素のなかの、
「ゲーム分析」をお話しますね。
ズバリいいますと、
「気づかないうちに、
ついついやってしまう人間系のトラブル」を、
分析してみるということなのですね。
「トラブルパターン」はどのようなものか?
これを解釈してみるのです。
このような人は、
あなたのまわりにいませんか?
「いつも、
話が終わった後は・・・いやぁ~な気分になる」
そして、
「なんとなくイライラしてきて、
ときにはムッとすることもある」、などなど。
たとえばこのような会話。
「○○君、
例の件は、あのやり方がいいと思うんだけれど?」
○○君
「はい、そうですね・・・・でも~」。
A氏:「今度は、新しい提案ですが、こんなのはどうでしょう?」
B氏:「へぇ~、でも無理だと思いますよ」
A氏:「こんな風に、ちょっと工夫してやってみないか?」
B氏:「はぁ~、でも多分難しいと思いますが・・・」
B氏はいつも、こちらの話はちゃんと聞いてくれます。
聴いてはくれますが、
最後は必ず「~でも」とか、
「それは無理だと思います」など、
会話を否定して終わるケースが多いのです。
そうすると、
たとえば、話しを持ち掛けたほうは、
いつも、「能力のなさ」や「拒絶された感じ」を持つのです。
あるいは、
このようなタイプもいます。
ある営業マンが案件を持って帰社しました。
そのレポートを受けた上司は、
必ずこういうのだそうです。
「これかぁ~」って。
「・・・・・・でもなぁ~」
「・・・うん、ま、わかったっ!」とトレイにポイッ!
「あとでちゃんと見とくよ」
営業マンはこう思うのです。
「だったら、ちゃんと見てから“”でもなぁ~”とか言ってほしいもんだ)」
「見た瞬間に、“これかぁ~”も、ないもんだ、ったく!」
要するに、
A氏や案件を持ってきた営業マンは、
「ゲームに巻き込まれている」のです。
ここに、
「ゲームの特徴」があります。
■ゲームを仕掛けた方(この場合はB氏と上司)は、
“無意識”。
■でも、仕掛けられた方は、会話の終わりはいつも、
“イライラ”あるいは“嫌な感じ”。
このようなゲームには巻き込まれない方がいいですね。
ゲームを仕掛けてくる人って、
このような特徴があります。
■相手の話はちゃんと聞くけれども、
やたらと「・・・でも」「・・・そういうけれど」を連発してきます。
■「私は困っているのだ」「私は大変な思いをしているのだ」
このような信号を相手に送ります。
言葉だけではなく、表情も使って・・・。
人間は、
ストロークのやりとりで生きていますね。
ストロークは「愛情のある」「承認される」メッセージでありたいですね。
ですが、
そのプラスのストロークが得られなくなると、
マイナスのストロークでも求めるようになります。
それは、
人間というものは、まわりが無関心であるよりは、
関心を持ってもらいたいですね。
ですが、
好意的な関心を持ってもらえないときには、
否定的なことであっても、
関心を持ってもらいたがるものなのです。
それは、
子供のころからの、
習慣というところから来ているのですね。
ですから、
無意識のうちに、同じような、口ぐせのようなことを、
他者に対して、何度も何度も繰り返すのです。
ではどうするのか?
まず、
自分が相手のメッセージに、イラッとしたら、
「・・・・・君の意見をぜひ聞かせてよ」。
このセリフは、
まかり間違うと、相当な嫌味に聞こえます。
だから、
注意して、積極的な感情表現で、
伝えなければなりません。
ここは、トレーニング次第です。
今回はここまでです。
最後までお読みいただき感謝いたします。