以前より充実している転職市場ですが、
何度履歴書を送っても書類選考で不合格になり、
悩んでおられる方もおられるかと思います。
そういった方々に、少しでもお役に立てればと、創業21年の会計事務所経営者の目線から書かせて頂きます。
【書類選考で不合格になる履歴書③】
★ 転職回数が多く、ひとつの職場に2年と在籍していない ★
履歴書を見る上で、最大級に重視している部分です。
これは、どんな高学歴で資格を持っている人でも、評価しません。
雇用する側としては、応募者が経験者であっても、最初は教育や引継ぎ作業をします。そこには、雇用から利益が出るどころか、赤字状態です。しかし、長期的に雇用することで、黒字にもなりますし、昇給等により還元もできます。
それと、スグに転職をする人は、「我慢が効かない」と思います。ちょっと、自分の気に入らないことがあれば、その職場を辞めて次に転職します。転職当初は、寛大に対応されるでしょうから、それが快感として身にしみるのです。だから、しんどいと、その快感を覚えて職を転々とする。
筋肉も、鍛えて強くなります。職業の才能も、苦労や経験を積んで育ちます。ですから、転職を繰り返す人は、仕事ができないし、根性もないと考えてしまいます。転職自体は悪いことではありません。また、パワハラのひどい会社から逃避するのも当然です。しかし転職を、定期的に短期間で繰り返していると、採用側は書類選考で落としたくなります。
「石の上にも三年」とはよくいったものです。