「Speak up」
先日、日経新聞の「私の履歴書」で印象的な記事があった。
今月は、日揮元代表の重久吉弘さんの履歴。
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO83552900T20C15A2BC8000/
【抜粋】
~~~~~~
「スピーク・アップ(Speak up)」は私が常に社員に実行を求めていることの
ひとつだ。意味は「思い切って話しかけろ」とでも言ったらいいだろうか。
日本人は真面目だが「沈黙は金」という発想が強く、言葉のコミュニケーション
より以心伝心のような相互理解を重視する。これは国際舞台では
「わかりにくい国民」とみなされ、不利に作用されることが多い。
私は根が楽天的で、オープンなせいか、大きな国際会議でも初対面の大物
にできるだけ「スピーク・アップ」するようにしている。
~~~~~~
重久さんは、この「Speak up」のおかげで
積極的に国際会議でも各国首脳に話しかけ、つながりを持っていったとのこと。
経営者団体に行っても、異業種交流会に参加しても
展示会や発表会に行っても、誰にも話しかけず、名刺交換もせずに
帰ってくる人もいる。
なんともったいないことか!
私の座右の銘は
「出会いは一瞬 縁は一生」
出会いはいつどんな形で生まれるか分からない。
ただし、その直感的にいいなと感じた出会いは
繋いでいくと、必ず自分に戻ってくる。
だからこそ、「出会う」ということに臆していると
素敵な縁は絶対に生まれない。
「出会い」が少ないからと言う人もいる。
それは違うことが多い。
「出会うチャンス」を自ら逃しているだけだ。
「出会い」が少ないと心理的に思っていると
大切な出会いも逃しているケースが多い。
この縁から生まれる方々に、今までどんなに助けられたことか。
仕事でもプライベートでも。
そして、その「出会う」という行為の原点には
「Speak up」があるのである。
重久さんの話に戻ろう。
=====
日本人は真面目だが「沈黙は金」という発想が強く、言葉のコミュニケーション
より以心伝心のような相互理解を重視する。これは国際舞台では「わかりにく
い国民」とみなされ、不利に作用されることが多い。
=====
この「沈黙は金」という言葉。
本当に不利に働くばかりか?
私たちは、「営業コンサルティング」のサービスをさせていただいているが
営業の世界では、「話さないほうが良いケース」もある。
顧客が「買う気」信号を出しかけているにも関わらず
余計なことを伝えて失敗する。
余計なことを言うので、ボロが出て、顧客の「買う気」信号が消えていく。
「しっかり伝える」
「余計なことは話さない」
この絶妙な間と、絶妙なバランスが
顧客の「買う気」を増大させるのである。
さぁ、今日も元気に
ご縁を見つけに、「Speak Up」していきましょう。