震度6.4の地震（206大地震）が発生し、
台湾南部に大きい被害をもたらしました。
震源が都市に近いため、ビルの倒壊や落ちてきた物などで、
100人以上の死者と500人を超えた負傷者が出てきてしまいました。
地震で倒壊したビル （台湾の自由時報）
僕は被害が一番大きかった台南市に6年間住んでいました。
ニュースを見た時、とても心配し、すぐ家族に連絡し、
幸い、家族と友達が皆無事だと分かりました。
台湾はユーラシアプレートとフィリピン海プレートが
交差する地点に位置し、日本と同じく、地震が多い国です。
僕は311震災の後来日したため、311の様子が分かりませんが、
中学の時に、台湾で921大震災が発生し、
震度7.3で震源が実家の台湾中部にあったため、
地震に対してすごく怖い思いをした記憶があります。
（http://seis.sci.u-ryukyu.ac.jp/）
地震発生による被害は避けたいですが、
もう発生した災害に対して、如何に救援と復興を行うことも大事です。
そして、災害において、人々の助け合い活動が、
この惨事の中で、唯一心を温めることだと思います。
921震災の時でも、今回の206震災でも、
台湾は日本を含めて多くの国からの援助を受けました。
日本にいる僕も、たくさん日本の知り合いから、
関心の連絡をいただきました。この場を借りてお礼申し上げたいです。
そして、震災で苦しむ人々が早く立ち直れるよう、
心からお祈り致します。