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 毎年同じクリニックで健康診断を受け続けることは、一定の健康状態の把握と予防に役立ちますが、デメリットも存在します。

1. 必要な検査が漏れる可能性: ある特定の健康診断では、全ての病状をカバーしきれない場合があります。たとえば、肺がんや大腸がんなど特定の疾患に対するスクリーニングが含まれていない場合、その疾患の早期発見の機会を逃してしまう可能性があります。

2. 年齢やライフスタイルの変化に対応できない: 人の健康状態は年齢やライフスタイルの変化により変わることがあります。同じ健康診断を受け続けると、その変化に対応した検査を受ける機会を逃す可能性があります。

3. 過剰な医療: 同じ検査を毎年受け続けると、必要以上に医療を受けることにつながる可能性もあります。特に、特定の検査結果が微妙に変動する場合、それが健康上の問題を示しているわけではないにも関わらず、不必要な追加検査や治療を受けることになる可能性があります。


 これらのデメリットを避けるためには、定期的に自身の健康状態を再評価し、必要な検査を追加したり、不必要な検査を省いたりすることが重要です。

 面倒ですが、せっかく定期的に健康診断を受けるならば、便潜血ではなくてオプションでも大腸内視鏡を受ける、腹部エコーで卵巣のチェックを受ける。この2点は重要です。胃のバリウムは辞めて、経鼻でも良いので内視鏡に変更しましょう。