40歳でシングルマザーになり、
それがきっかけで起業。
当時小学生だった息子たちには究極の貧乏生活をさせ、
言い尽くせないくらいの苦労をかけたけれど、
還暦を迎えた年に、
「お母さんの子供で良かった」と言ってもらえた。
なんか、すごく嬉しくて涙がでた。
頑張ってきて良かったなって心から思った。
そんな還暦からも数年がたち、
昨年、会社を息子たちに譲り退職した。
今、私は「願ったすべてのもの」を手に入れている。
上を見れば、もっともっと華やかな成功者はいっぱいいるけれど、
大好きなポルシェを2台所有し、
景色の良い部屋で生活できることに、最高の幸せを感じている。
まずは経済的な不安がないこと。
これが一番かな。
貧乏だったとき、お金がないことは恐怖だった。
病気で寝たきりになったときもそう。
だって、守らなければいけない子供が2人もいるんだから…。
貧乏すぎて助けてくれる人もいなくて、
孤独だったこともつらかったな。
「女性の貧困」が社会問題になってから、ずいぶんと経つけど、
国や行政が解決できることではないよね。
シングルマザーの生活は想像以上に大変で、
なってみた人にしかわからないけど、本当に大変だった。
でも、人生は変えられる。
「じゃあ、どうしたらそうできるの?」って思うよね。
だから、これからは、それを教えるお仕事をしようと思う。
だって人生は一度きり。
幸せにならなかったら、もったいない。
女性が幸せになれば、社会も幸せになる。
そんな”幸せづくり”のお手伝いができたら嬉しい。