脳の特性を知って加速度的に学習能力を高める | ITコラムニストの頭の中身

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我々は学生時代に沢山の勉強をしてきました。
英単語を覚えたり、方程式を覚えたり、歴史年号を覚えたり。
試験の前日には徹夜をして脳に叩き込んでいたりもしました。

もちろん社会人になっても勉強は必要で、
我々のようなITエンジニアには、
年2回の情報処理試験という国家資格があります。

しかし、学生の頃の様な記憶の定着率がなく、
一つの事を覚えるのにも物凄い時間がかかるわけですが、
実は脳の特性を理解すれば、非常に楽に効率よく
記憶を定着させることが出来るのです。

実は脳が記憶を定着させるタイミングは睡眠時なのです。
寝ている時に記憶を整理するので、
睡眠時間の確保は必須条件となります。


例えば、英単語を起きている時に覚えたとしても、
それは短期記憶脳に一時的に保管されているだけであって、
長期記憶に刷り込まれることはありません。

試験の際、うまく情報を引き出すためには
長期記憶脳から情報を引き出さなければならないわけです。

起きている間に短期記憶脳に沢山詰め込んで、
寝ている間に長期記憶脳に、自動的に書き込んでもらう。

要するに、覚醒状態の我々が出来る事は、
何度も何度も、短期記憶脳に単語を詰め込むことと
睡眠時間を確保する事の2点のみなのです。

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ちなみに、
効率よく短期記憶脳に情報を入れる方法ですが、
あらゆる感覚をフル活用した方が、記憶定着率は高まります。

例えば、英単語を覚えるときに、アルファベットの綴りと
その意味を目で追って覚えるのではなくて、
読んだり、聞いたり、書いたり、5感をフル活用するのです。

単語を見るだけでなく、読み上げることで音を発し、、
自分の声を耳で聞くことで、聴覚を刺激します。
また、手で書くことでさらに脳を刺激し、
短期間で短期記憶脳に刷り込むことが出来ます。

後は、寝ている間に長期記憶脳に記憶が定着し、
翌日も同様に5感を使って英単語を学習するのです。

あとは同じ事の繰り返しでOK!
一度長期記憶に記憶された情報は、簡単には消えません。

この脳の秘密を、もうあと20年早く気が付いていれば、
もっと違った人生を送る事が出来たのかもしれません。。。