東京五輪 儲かるかどうかの皮算用 | 日本政策金融公庫融資の大阪国金代行コム

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2020年の東京五輪。
高度成長期に開催された東京五輪は開催前のインフラ整備により大きな需要が創出されましたが、今回の五輪はベースとなるインフラが整備された状態での開催となります。
「五輪に向けて景気は上昇・加速する」といった期待の声、「五輪終了後の日本経済の状態」を憂慮した声、いろいろと聞かれますが、大局的視点からは「経済効果の期待大」の模様です。

 

「儲かる」ための基礎となるのは「訪日外国人による消費」「五輪開催後の観光客増加」、「建設関連投資(競技場・選手村、民間のホテル建設、ターミナル駅周辺の商業施設の再開発、交通網の整備等)」となります。
ただし、建設関連投資の五輪景気のピークは五輪開催2年前(つまり今年)だと言われていますので、日銀発表の「経済・物価の展望」には「2019年度の経済成長率が減速する」と記載されており、五輪の直接的な経済効果は「開催前にピークアウト」するようです。

 

(そうですか、開催前に五輪景気もピークアウトなんですか)と好景気の実感すら湧かない自分がいます。

 

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