皆さんこんばんは、サフォクリニック院長の片岡です。

 

昨日はフェイスリフト手術(ラージデザイン・SMAS法・リガメント処置・リジェネラ+PRP)+脂肪吸引(アゴ下)、ヒーライト施術、オゾン療法等

 

今日はプロテーゼ隆鼻(入れ替え・側頭筋膜移植)、インフィニハイブリッド施術2件、ヒーライト施術等がありました。

 

白壁理事長、白壁聖亜先生と三人での診療でした。多くのお客様にご来院いただきまして、誠にありがとうございます。今後の経過もしっかりと診させていただきます。

 

 

今日はサフォクリニックでとても多いスレッドリフト(糸リフト)の素材のお話。

 

基本的にスレッドリフトは吸収糸非吸収糸に分かれます。

 

どちらを用いるかは各ドクターの好みや考え方もありますが、私は吸収糸を選択します。

 

理由は非吸収糸は常に感染のリスクを伴うからです。

 

 

以前は非吸収糸の方が長持ちという考え方もありましたが、現在は吸収糸の素材も変わってきており、非吸収糸のメリットを私はほとんど感じません。

 

約1年前まではPDO (Polydioxanon/ポリジオキサノン)という素材の糸が主流でした。この素材は約6〜8ヶ月で吸収されるのですが、PDOのスレッドリフトをお受けになった患者様のほとんどが3〜4ヶ月は効果があったと仰いますね。

 

ということは、吸収糸が吸収されるとする期間の半分程度が効果の実感となります。

 

正直3〜4ヶ月の効果の実感では短いと思います。

 

そして今現在私が好んで使用しているスレッドリフトの素材はPCL(Polycaprolactone/ポリカプロラクトン)となります。

 

PCLは約24〜36ヶ月で完全に吸収される素材です。

 

ということは患者様の効果の実感は12〜18ヶ月程度は持続するのではないかと考えてます。(まだ使用して1年以上の経過を診ていませんので、あくまでも私の推測です)

 

ちなみにPCLはPDOよりも柔軟性があるため、痛みが少なくより自然なリフト効果を得ることが出来ます。

 

比較表も参考にしてみてください。

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