
こんなに医学が進んでるのに、
トレーニングがもっと科学的にならないもんですかね?

本当はトレーナーとドクターが一緒にやればいい結果が出るんでしょうけど、
それぞれにプライドがあって、トレーナーならトレーニングだけで痩せさせようとか。

お医者さんはトレーナーに対して
「それは医学的じゃないよね」って言いがちですよね。

お互いそうですよね。

トレーナーもお医者さんは筋肉の事を
全然勉強してないよねって思ってるかもしれないですね。
医学部ではプロテインの勉強よりも病気の勉強の方が多いですし。


筋肉に関して言えば、先ほど先生が言ってたように、
ダイエットに体質によるものは大きいと思います。
例えば、ふくらはぎがしっかりと太い女性の場合、
筋肉も遺伝するので親も同じ筋肉の形をしているんです。

その場合、僕達はふくらはぎの部分痩せとして
ボトックス注射を行うんですが、
それが本当にいいのかどうか。
元々細い人はそれで歩けているので、
太い人は痩せてる人並までは
細くしてしまってもいいんでしょうかね?

いいと思います。
トレーニングではどうしようもない遺伝的なものは
医学の力で変えてあげるのが大事なことだと思います。

ダイエットでは若い時の体型に戻すまでは出来るけど、
それ以上は筋肉を少なくしたりとか・・

脂肪吸引だったりとか。

ただ、高校生くらいって
女の子は足太くないですか?

どうしても女性らしい体になるために、
丸みを帯びようと脂肪を蓄えようとするので。
その年代の無理なダイエットは危険ですね。


25歳前後くらいになるとみんなほっそりしてますよね。
じゃあそれくらいをゴールと考えて、
その頃に戻すまではトレーニングで可能だけど、
それ以上は筋肉の量を減らす
ボトックスなどの美容医学が必要ってことですね?

そうですね。

究極、やっぱり体質なんでしょうかね。
腸がすごく長い人がいるんですが、
そう言う人は太りやすい気がします。
腸が短くて食べても吸収されにくい人が
偶然モデルさんだったりするんですかね?

親が太ってる人は要注意ですね。

トレーニングを頑張るためのポテンシャルは「モテること」。
もう1つくらい何かほしいですね(笑)

ホントですね(笑)


仕事でしょうか。
アメリカでは太ってるだけで
仕事ができないとみなされるみたいですが。
太ってるってことは
パーソナルトレーナーを雇うお金がないんでしょって
なっちゃうってことですかね。

自己管理能力が欠如してるってことでしょうね。

日本の男性セレブでパーソナルトレーナーをつけてるって人いますか?

僕のクライアントでも少ないですね。
トレーニングに割く時間と、仕事をする時間との価値がね・・・

俺ポルシェ乗ってるんだよ!みたいな感じで、
俺パーソナルトレーナーつけてるんだぜって
自慢できる世の中になったらいいんですよね?

加圧トレーナー田中洋平先生との対談8に続きます。
