インナービューティープランナー木下あおいさんと対談5の続きです。
運動をしたらいけない人もいるんです。
うちの研究所の抗酸化力を測る機械を使うと、
本当に運動や食事がその人にとって良いかどうかわかります。
マクロビを食べたらいいと言っても、
有機野菜と偽って農薬を使ってる会社もあるかもしれないし。
だから野菜そのものにどれだけ抗酸化力があるかを
研究所で調べていくといいですね。
それは素晴らしいですね!
唾液から酸化指数を測る検査機械もありますよ。
体にいいものを食べたと思った直後に検査すると、
本当にそれを食べてよかったかどうかが分かるんです。
へぇ~
運動のストレスを与えると筋肉ができるのと一緒で、
若返りにも何らかのストレスが必要と僕は考えているんですが、
今までの研究はほとんど学生ボランティアを被検者にしてきたので、
アンチエイジングの研究結果は驚くほど少ないんです。
栄養学も若い人相手の研究結果なんで、
そこが栄養学の一番の問題だと思うんです。
はい。
年をとっても若くいるためには、
40代・50代になっても
見かけが若い人から勉強するしかないと思うんです。
その研究をしたくて研究所を作りました。
なるほど。
僕が極端な美容おたくということもあって
銀座・いけだクリニックにはたくさんの
美魔女や大人ガールが患者さんとしていらっしゃいますしね(笑)。
そうですね。
白米の精米技術のない昔の日本では玄米を食べていましたが、
そのときの平均寿命が長かったかと言うとそうでもないので、
自然だけがいいとも言えない。
かといって科学だけがいいとも言えない。
どちらもいいとこ取りした方がいいですね。
その通りですね。
昔の生活に戻りましょうとお伝えする気はないんですが、
何も考えずに食べると言うところから
一歩進んでほしいと思うんですよね。
ただし精神的にも元気じゃないといけない。
鉄分が不足すると貧血症状が出る前にイライラしたりするんで、
病は気からと言うのは本当に言い当ててて、
人は病気になる前に精神的にちょっと病むんです。
だから精神的にも安定する栄養学と言うものを
これから作り上げないといけないですね。
そうですね。
インナービューティープランナー木下あおいさんと対談7に続きます。