さて、前回のプラズマフィラーⅠの続きです。
なぜ、歯科領域では効くはずのPRP療法が効果がなかったのでしょうか?
当時のPRP療法の問題は2つありました。
ひとつは当時出回ったPRPのキットの性能があまり良くなかったために、
血小板の濃度の個人差が非常に多かったうえ、有効な血小板の濃度が出せなかったことによります。
もうひとつはPRPの中に含まれる成長因子のバランスが悪かったことによります。
何事もバランスが大事ということですね。
僕も個人的に試してみたのですが、
残念ながらあまり効果が出ませんでした。
銀座・いけだクリニックは「患者さんの声が第一」なので、
理論的にはPRP療法は素晴らしかったのですが、
銀座・いけだクリニックではPRP療法は行っていませんでした。
その後吉川病院の川添博士が開発されたセルリバイブ療法が登場します。
次回に続きます。
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