13日に、わさちゃんの検査結果が出て

14日に、ブログを更新した時はまだ

食欲があって・・と、書きましたが

 

実はその翌日から

ご飯を残すようになり

次の日は全く食べてくれなくなりました。

 

唯一、ジャガイモを茹でたやつを

小さく丸めたボールだけは

食べてくれていたんですが

それも食べてくれなくなり

みるみる痩せてしまいました。

 

ぐったりしてて

自力で歩くのもヨロヨロ

 

全身に潰瘍が出はじめ

目の周りの粘膜からは出血もあり

これは、もう相当やばいので

 

クリニックへおとろが連れて行ったんです。

 

エステル先生もびっくりしていました。

前回、診た時よりも

明らかに、悪化しているし

それもこんなに急激に・・と。

 

緊急で、血清検査をしてもらい

白血球値が上っていることや

全身性潰瘍に出血

それから、茶色い尿などを

考えると

 

わさびの肝臓がもうギブアップ

しているのかもしれないとの事。

 

この時点で

覚悟した方が良いと言われて

帰ってきたんです。

 

ご飯をもう食べなくなる事は

もう生きる気力がなくなることで

こうなると、もう治療はないし

もって、あと数日ということ。

 

おとろと、今後の事を話して

もしも、自然に眠りにつく前に

脳性発作などが出て

わさびが苦しむのなら

その時は迷わず

手を貸してあげようと。

 

つまり、安楽死です。

 

それは、もう最後の最後の

選択です。

 

 

それで、その日

なんとなく

父が亡くなる前に

群馬の袋掛けしていないリンゴが

食べたいと言っていたことを

思い出した私

 

リンゴを剥いて、小さいキューブに

カットして

わさちゃんの口元にかざしてみたの。

 

なんと、わさちゃん

食べてくれて

起き上がって

もっとくれーと。

 

母ちゃん号泣だったよ。

 

それからはもう

3時間毎にリンゴだけは

食べてくれるようになり

 

もしもの時のためにと買い置きしておいた

ユマ母さんが言っていた

赤ちゃん用のペースト(果物のみ)を

あげてみると

 

食べた!

 

そして、ほとんど歩けなかったのに

兄弟たちがご飯を食べていると

自力でキッチンまで歩いてきて

あたいのご飯は?

ってキョトン顔。

 

こっちがびっくりするくらいだよ。

 

慌てて、リンゴを準備して

バナナペーストを混ぜてやると

まさかの完食。

 

それからは

みるみる食欲も出て来て

リンゴ+ヨーグルトも

食べられるようになりました。

 

昨日からは

焚いた白米にカボチャのスープをかけて

あげると、これも完食。

 

どうなっているのやら?

 

獣医師チームもビックリ。

普通じゃないと。

 

今日はなんと、25日ぶりに

庭にも出たんだよー。

ちょっと走ったりもしたのよ。

 

わさちゃんの

生命力に脱帽。

 

しかしながら

彼女の病気が治ることは

残念ながら、ない事は

分かっています。

 

奇跡が起きるなんてことも

思っていません。

 

ただ

今は、自然に任せて

行こうと思います。

 

最期の時まで

あとどれくらいの時間があるのかは

分かりませんが

1日1日を大切に

してあげたいと思います。