つぶやきですから | 海苔巻おにぎり雑記帳

海苔巻おにぎり雑記帳

コレクターな夫と愛犬たちとの過酷なローマ暮らし。を経てアルプスの麓のヴァッレダオスタ州へ引越し。丘の家の暮らしは最高~♪かな?

今年最後のつぶやきですからして。。。

あら、わたくしそんなネガティヴなことは聞きたくなくってよ(* ̄Oノ ̄*)って方はスルーしてください。




























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ここからつぶやきです。


12月に入り、突然冷え込みが激しい日が続いたかと思えば、気温が10度ほど上がり気持ち悪い温かさが

続いたり・・・・と、変なお天気のローマです。



時々、ワンズのお散歩中に会うおばあちゃん、あ、アンナおばあちゃんじゃなくって

ちっさい金髪のおばあちゃん。愛犬はヨークシャテリア♂。

おとなしいワンコでベン君とは相性が良いけど・・・わさびを怖がるの。

わさびを悪い子呼ばわりすこのおばあちゃん、わさびは悪い子じゃなくて元気が良いだけなんだけど・・・

と言いたいところをグっと堪え、笑顔で挨拶し立ち去っていたわたし。



もうほんとに挨拶くらいしか交わさない程度なの。

ある日ね、おとろと一緒のとき呼び止められて、その犬の服はどこで買ったの?と聞かれたので

日本から買ったんですよ~といつものように答えた。普通、ああ~そうよね~、ここにはこんな可愛い服は

売っていないものね~で済むんだが、このおばあちゃんときたら・・・・


「私の愛犬の服を買ってくださらない?お金は払うから」


と、食い下がられた。

送料や関税で服の3倍の値段になることなんて知らないだろうから、わたしはなんとか逃れようと

ああ~、今のところわたしも買う予定ないですからねぇ~・・・と言葉を濁していたら・・・・・


「いいですよ!サイズはこのヨークシャちゃんのですよね?♂ですよね?」


Σ(・ω・ノ)ノ!


でました!おとろの八方美人的発言!


ええ。もう私は何も言えないわよ。


帰りの途中、おとろと口論になった。

簡単に引き受けんなーーーー!!!!

送料や関税はどうすんのよーーーーー!!!

3倍の値段をちゃんと言えるの!?


なんだよ、お年寄りだぜ。。。

可哀相だろ!!!



で、でたよ、可哀相。って(σ-"-)σ、自分の母親への横柄な態度は差し置いて

他所のおばあちゃんにはそんな親切にできるんだぁ~ええっ!ヽ( )`ε´( )ノ


バル君(ベン君の親友ワンコ)ママやアンナおばあちゃんやブーロ君(わさびの恋人ブルドッグ)ママから

頼まれれば、送料や関税まで気にせずに喜んでしてあげられる長い付き合いだけど

わさびを悪い子呼ばわりするこの挨拶だけしか交わしたことがないおばあちゃんになぜそこまで!?


ちょっとあたし心が狭いんですよ( ´,_ゝ`)プッ

ってか、ちゃんと送料や関税まで請求しろってんだよっ!


したらね、おとろのやつ、びやぷーが作ってやれよ!


ですと。ヾ(。`Д´。)ノ

お前!いい加減にしとけっ!


このくそ忙しい師走に何を言っとるのか!


ってことでね、もぅおばあちゃんには申し訳ないですけどもね無視することにしましたよ。

・・・・・・・・・・・んがっ、

そんな時に限って、何度も会うんだよっ( ̄Д ̄;;


んでね、毎回始めて聞かれるようにに、「その犬の服はどこで買ったの~」から始まり

「私の愛犬の服も買ってくださらない?お金は払うから」とくる。


このやりとりを4回はしただろうか?


いい加減に罪の意識で疲れてきたので、以前私がわさびのニットを1週間かけて編んだのを

あげることにした。ほかのはダックス用で胴が長いので、彼女のヨークシャテリアくんに合うのは

それくらいしかないからさ。

蛍光オレンジで編んだんだよ。一生懸命。


おとろはさ、そんな苦労を知らないからいつも簡単に言うのね。腹立つんだよっ。


次回会った時に、私が編んだニットでも良いかどうか聞いてみることにした。

当然ながら、ありがとう。とのお返事。私の弟がフィリピン人と結婚してマニラに住んでいるの。

だから親しみを感じるのよ~。とご機嫌の笑顔だ。


お年寄りなんで、アジア人は皆同じだと思っているんだね。ま、いいけどさ。そういうの慣れてますから。


明日の12時くらい(ワンズの散歩時間ね)にここで待ってますから。

と待ち合わせをし帰ろうと振り返ったところでまた呼び止められたOMG///


「明日は出かけるからその時間疑わしいの、今日の午後にして!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


ちょっと(-з-)苛。この発言に苛。

だってさ、あなたは私の心の葛藤を知らないから簡単に言うけどさ、お前の都合に振り回されたくない!

って話。だって、好意を示してプレゼントするのはあたしよ?あなたが私の都合に合わせるべきじゃない?


もう頭の中でこだましたわ。


んで、私の口から出た言葉。

「あら~、ごめんなさい。夕方は私も出かけるの。だからやっぱり明日にしてくださる?」


「あらあなた犬の夕方の散歩してあげないの?」 てヾ(。`Д´。)ノ苛。


このばばぁー!と叫びそうになったけど、グっと堪えた。


どうしても譲らない。出たよ、イタリア人的自己中ーーーー。

しょうがないから、だったら夜のお散歩の時、ここを通りますから7時半にここで待っててください!と

彼女の了解を得て約束した私。


この日は日本食レストランにおとろと行く予定だったので、ワンズの散歩を早めに済ませ

おとろと一緒に約束の場所へ。7時20分に到着。


待っても待っても現れないおばあちゃん。

7時50分(30分まってみた)になっても来なかったのでそのままレストランへ行くことにした。

この日を境に、すんごく寒くなってさ。。。。。


ボケてて約束覚えてないんじゃないの?とおとろ。

もう知らん!ここまで私が妥協したのに、自己中極まりないヒトにはもう着いていけない。

知らん!と言ったらもう知らんのじゃーーーーーーーヽ( )`ε´( )ノ


と、数日間そこを通らないように散歩したさー。


でもね、本当に寒くなってしまって。。。。。彼女の愛犬には罪はないんだよ。

超小型犬だからもちろん寒さにも弱いはず。。。


もう私が罪の意識で眠れなくなっちゃってさぁ( ノД`)シクシク…

やっぱり次回会った時にあげようと、ポッケのなかにニットをいつも入れて出かけてたの。

そんな時に限って会わないの・・・・・・・。


そして、土曜だったか日曜だったかでおとろも一緒のときにようやくおばあちゃんと愛犬に会えた。

愛犬の服を見たら、それはそれは襟が伸びきってて防寒にはならないだろう代物だった・・・

ちょっと心がきゅーんとなったけど、あのぉ、これ約束してたやつです。。。と渡すことが出来た。

お金払うからと言われたけど、クリスマスプレゼントです!と言ってお金は頂かなかった。


後日、おばあちゃんと愛犬が私の編んだオレンジのニットを来てお散歩しているのを見て

涙が出そうになり、自分のせこさを後悔した。


おとろは簡単すぎだったけど、やっぱりおとろが正しかったのだ。

なんだか、私は自分がベッファーナになった気分だった。。。



んでも、とりあえず渡せたからいいよね。

心が狭くってもーせこくても、自己中よりはいいよねー?

いいんだよぅ。