全日本大学選手権 1回戦 vs 福岡大学
全日本大学選手権 1回戦 vs 福岡大学
栃木・足利 13:50
びわこ成蹊スポーツ大学 0 - 2 福岡大学
得点者:
GK 下西 要
DF 山田 尚幸
中原 亨
内野 貴志
小川 優
MF 船津 徹也
小池 遼(→瀬古 朋広)
浅津 知大
安本 真哉
FW 平野 甲斐
土井 俊典(→篠部 拓真)
リザーブ
GK 林 将志
DF 村井 孝暢
MF 瀬古 朋広
湯田 逸友
FW 澤西 宏典
新中 剛史
篠部 拓真
びわこ成蹊スポーツ大学サッカー部にとって歴史的な一日となった舞台は栃木足利。
冬晴れの空の下、滋賀から駆けつけた大応援団が、足利をびわこのホームにする。選手・スタッフも心地よい緊張感と、これから行われる初の舞台への期待で、自然とムードも高まる。
スターティングイレブンには、安本がスタメンに復帰し、フォワードには1年生も土井を抜擢。インカレ仕様に変化したシステムで福岡大に挑む。
立ち上がりからお互い拮抗した展開の中、セットプレーからチャンスを掴むも、決定的な場面には至らない。
そしてゲームが落ち着きだしたとき、ゲームが動く。センターライン付近から縦にスルーパスが通り、スピードで振り切られ冷静に決められ先制を許してしまう。
びわこ大の縦へ早い攻撃を仕掛けようとするも、相手の堅いディフェンスに押さえ込まれてしまい、なかなかビックチャンスを作りきれず前半終了。
後半、スタートから土井に代え、篠部を投入。今期数々のゴールでチームを救ってきた男に期待がかかる。
しかし後半に入ってもペースは福岡大学。安定した守備と切れ味鋭い攻撃に、ギリギリのところで跳ね返し、これ以上許されない失点を阻む。
しかし、ディフェンスラインとキーパーの間に落とされたパスに、DF中原が相手FWを掴み倒してしまい、これがPK判定とともに中原が一発レッドの退場と痛すぎる局面を迎える。
ピッチ、ベンチ、スタンド、誰もが祈るようにGK下西を見つめるも、このPKを決められて0-2と追加点を許す。
その後、瀬古、新中と攻撃のカードを切るも、最後まで得点は奪えず。
そのまま0-2で試合終了。
終了後、呆然とする選手に、スタンドからの暖かい声援が送られ、選手・スタッフも大粒の涙をこぼし、悔しさと感謝の溢れた表情を浮かべた。
初の全国という舞台は、自分たちのサッカーが出来ず、初戦敗退という結果に終わってしまったが、これが今後の礎となり、今後新たな歴史を築いていくと思います。
この試合をもって、2008シーズンの全日程が終了しました。
2008年もびわこ成蹊スポーツ大学サッカー部を応援してくださりありがとうございました。
今年一年の成果と課題を糧にステップアップし、選手・スタッフ一同、更にみなさんから愛さるクラブ、そして更なる高みへの挑戦をしていきたいと思います。
みなさまの熱いご声援ありがとうございました。