みえない世界をガイドする仙如です。
2月25日日曜日
びわの寺瞑想道場聖地巡礼チャリティーツアー
を行いました。
「BIWANOTERA瞑想道場」は
瞑想レッスン、瞑想会参加者の
LINEオープンチャットのグループ名です。
いつもオンラインなので懇親会と
他宗教の祈りを学ぶという趣旨で
チャリティーツアーを行いました。
巡礼するのは、すべて一神教。
カトリック教会と正教会、
イスラム教の寺院です。
スタートは四谷にあるカトリックの
「イグナチオ教会」です。
日曜のミサに参加して
聖書の言葉からキリスト者の
信仰の覚悟を教えられました。
慣れない讃美歌をうたい
私たちも一人ずつ祝福を受けました。
お昼はヘルシーランチ。
ヴィーガンもありますが
肉や魚のメニューもあるので
好きなものを選べます！
次は正教会のニコライ堂。
中に入ったときには
すご～い！
と、歓声が起こりました。
息をのむような素晴らしい聖堂
写真撮影禁止でした。
偶像崇拝を禁止する正教会は
金色の装飾とイコンが特徴で
聖歌は伴奏なしのアカペラです。
ちょうど聖歌の練習中でした。
日曜日に行われる礼拝は
病気の人や高齢者以外は座らず
約2時間半、立ったまま行うそうです。
こちらではびわの寺貸し切りツアーで
力強い信仰をもつ女性のガイドさんの
お話を聞きました。
次はイスラム教の「東京ジャーミイ」
館内ツアーでは日本人で
ムスリムに改宗した男性の
話に魅せられました
1日5回の礼拝。
食事は身体の栄養なら
礼拝は心の栄養。
神との対話の時間です。
歯をみがき食事をするように
神と向き合う時間が定まっている
イスラム教徒。
寒い、暑い、咳が出る、身体がだるい、
腰が痛い、今日は疲れている・・・
そんな言い訳は一切無用なのだ。
ご飯は食べるくせに
身体の不調を言い訳にして
祈りや瞑想をサボる私たちのような
ヤワな人たちではないのです。
私たちには少々覚悟が
足りないのだと思いました。
神以外のものから解放されて
ただ神だけをみつめるという生き方。
5回の礼拝のときには
アザーンという呼びかけがあります。
堂内に独特の高揚が響き渡ります。
どこかで聞いたような
懐かしい記憶が甦ってきました。
イスラム文化圏では
夫への貞節や謙虚さを表すために
女性は髪を隠すものとされています。
この礼拝堂で女性には
スカーフの巻き方の
レクチャーがありました。
前に座っていた仙如はモデルに
なりました！
貞節な女になったぞ！
似合いすぎてる？
インシャーアラー
≪もし神が望むのなら≫
みんなもあっという間に
貞節で謙虚なオンナに変身しました！
イスラム教徒には「五行」という
生活規範が定められています。
食事の規定である
ハラールは有名ですが
信仰は生活や生き方で
あらわしていくのです。
最後はヴィーガンカフェにてお茶会。
こちら元看護師さんたちが
作った健康意識の高いカフェでした。
食材のこだわりはもちろんですが
カフェ内でのパソコン使用は禁止で
ネット使用も控えるという決まりがありました。
予想以上に内容の濃い
心に響くツアーとなりました。
一神教の熱く深い信仰の姿勢を
目の当たりにして
自分の在り方、生き方を
考えさせられました。
美味しいヴィーガンランチとスイーツで
お腹がいっぱいになりましたが
心もいっぱいです。
参加費は全額、戦地等への支援とします。
この日の学びと体験を
ただの社会見学に終わらせることなく
自分の行動を変えていく機縁にしようと
強く思いました。
つづき
次回は参加者のご感想から
感じたことをお届けします。
