しむラテice

しむラテice

絶対的存在感ユノユノ最強超絶おっとこまえシムのおふたりにメロメロ…しむラテ。と申します

Kissとハピエンの詰まったお部屋です♡

王子さまおふたりのお話を載せてますドキドキ
ゆる~く更新 。





─── エレベーターの扉が音もなく静か

に閉まった



その様子がまるでスローモーション映像

のように映り現実味を感じない

ユノの指がエレベーターの行き先ボタン

を押してるのもただぼんやりと見詰めてる

だけで · · · · 実際何階を押したかなんて頭に

入ってこない


微かに上に移動してる振動を感じとる

今、僕の頭の中を占めるのはまだ繋がれ

たまままでいる自分とユノの手だ

これ、どうしようか。

いい大人が10代の子みたいに指先、

震えてない?

さりげなく離すという選択は後になって

思いついた








「 どうぞ 」


「 お邪魔しま · · · · 、」


僕の足がとまってしまったことに気づい

て ユノが不思議そうに振り返る


「 チャンミン ?」



「 あ。すいません · · · 今夜は部屋に上がら

 ない方がいいかも 」


一線を越えないまでもなにか · · · これ以上

は自分に自信がなかった

彼とは最初から距離が近すぎる気がして

自分が勘違いしてしまいそうだった · · · · 

らしくない。


「 え? 」


きょとん顔のユノと目が合った途端

なんとなくまずいと思う

邪な気持ちありますって言ったような

ものか


「 大丈夫、俺なにもしないから怖がら

 なくていいよ? 」


くすくす。


「 え?いや、どんな風に見えてる?」 


思ってもなかったユノの言葉にふっ、と

笑ってしまった


「 あははは 違うの?チャンミン俺を

 こわがってるのかと思った 」


「 あ、いや 」   反対。


玄関口でふたり向き合って笑っていると

車からここまでの緊張がなんだったんだっ

て 感じで一気に気がぬけた


「 温かいコーヒーくらい飲んでってよ 」


「 そうですね、ご馳走になります 」


「 決まり!すぐ用意するからね

 今夜 ″ お休みなさい ″ も言いそびれてた

なって思ってたんだ 。良かった · · · あ、」


キッチンでコーヒーをセットするユノの

言葉が途切れて不思議に思いコートを脱ぎ

ながらそっちを振り返ると彼は腕を組んで

俯いていた


「 ? なにか · · · 」


「 うん、俺も驚いた」


なにに?


そして すくっと顔を上げると、よく分から

ずぽかんとその場に突っ立ったままの僕に

真っ直ぐ向かってくる


「 夕方さ、話した時からなんとなくだけど

 そんな気はしてたんだ 」


「 · · · うん?」


「 そのコート脱ぐ後ろ姿、夢で見た · · · ·

 俺さ チャンミンの夢3度 見てる 」


「 夢 · · · ?」


真剣な顔で頷くからどうも冗談で言ってる

感じもしなくて喉がごくりと鳴った


「 1度目は今の後ろ姿 · · · でね、2度目は

 こう · · · · 」


そういいながらユノの綺麗な人差し指が

僕の顎をすくった


「 · · · ぁ、」


唇まですれすれの距離に視線はそこに

釘付けだ

不意の出来事に左胸がバクバクと煩く

騒ぎだして聞かれはしないかと焦る

いや、それよりユノの吐息まで感じて

困る


「 こんな · · · 近くからチャンミンの顔みて

 た俺 · · · ·  」


ユノの視線は僕の唇からゆっくりと

のぼり以心伝心のように僕らは視線が

絡み合う



「 そ、れから · · · ?  」


3度目の夢は?

怖いもの見たさと言うにはあまりにも · · · 


「 「  · · · · · · · 」 」


「 それ、聞く?」


「 あ?駄目だった?」


「 ここまで来たらいくらチャンミンみたい

 に育ちが良さそうな人間でもわかるだろ 」


「 · · · · 答え合わせするには勇気いる 」


「 あはは 。しないよ 」


そう言って彼はキッチンに戻って行った












 なぁ。俺のかわい子ちゃんたちは毎回

 ちゃんと目を閉じてKissお待ちかね顔で

 待ってくれてる?? ほんとに?よし、

 
  
 じゃあ、いくぞ おやすみのぉ Chu ✩。✧*。









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