来るなんて思わなかったあの人が来た。
息が止まるくらいびっくりして、
自然と笑みが溢れた。
急に今日のかっこが気になって。
もう少し可愛いかっこしてくればよかったなんて。
こっそり鏡を見てリップをぬって。
少しでも可愛いく映ればと願った。
ライブ中、ふと気付くと隣にいて。
何も他意はないとはわかっていても
隣にいることを許されたような気がして嬉しかった。
腕が、体が少しぶつかるたびにどきどきして。
今日来てほんとうによかったと思った。
何も望みはないとわかってる。
あそこにいたメンバーの中で
私が一番どうでもいい存在だってことも。
友達にばっかり話し掛けて。
私のことなんか見てないということも。
前に私があげたストラップ。
チャームがとれてもうヒモだけなのに
それでもついてるのは何故ですか?
どうしても理由を探してしまう。
目に入るたび嬉しくて
そして、悲しくなるよ。