軽い読み物がいいなと思って選んだのが、早見和真さんの「店長がバカすぎて」です。
主人公は書店の契約社員、28歳の谷原京子です。彼女が務める書店の店長は周りを気にしないのか、わからないのか、しては欲しくないことを平気でしてくるタイプです。
パワハラとかではなくて基本的にいい人。そうすることがいいことだと勝手に思い込むので、京子はいつもイライラするのですが、本当の店長はどうなのか。
最後はミステリーになっていて、この人はだれなの、という話になります。
クスっとしたり、こういう人いるよねと思ったり、肩の力を抜いて楽しめました。
2020年の本屋大賞ノミネート作品です。