散髪屋で流れてたラジオ放送でのDJさんのお話
敬語で話してて会話終わりに「実は私〇〇さんより5つ下で…」
なんて言われると「時間返せよ」みたいに思う--
敬語使う距離感が分からないです
流し聞きなのでこんな感じ
この場合「時間」というのは「気苦労した時間」という意味だろうか
なるほどね~
自分も社会人の端くれとして多少は気を使ってきたもの
まあお客様対応のお仕事ではないので尊敬語、謙譲語なんてこまけぇことは良いけれどw
「~です」「~ます」語尾くらいは自然に使い分けているつもり
……なんだけど💧
近頃上司と会話するのに平常語過ぎる…
非正規社員としては職場の本職員との会話では
「です、ます調」なのだが
非正規雇用チームのリーダー
つまり直上上司に対してタメ語になってるのに気付いた
彼は自分よりずっと若いし、年齢的な意味では自然ではあるけれど
同じ職場で同様に若くても逆にタメ口で話してくる本職員さんだと
気付けば「です、ます調」対応になっている
思い返せば20~30代頃は誰に対しても「です、ます調」で話したもの
あの頃周囲は年上の方が多かったし
当時の仕事相手には皆なかなか気迫じみたものを感じた
気圧されながらの会話は緊張感を伴い誰に言われるともなく自然に敬語使いをしていたらしい
考えてみれば不思議なことで、それじゃその圧迫感って何だろうか?
自分に関する限り敬語を使う相手とは自分に直接影響を与える人物
雇用、勤務の継続、作業環境の交渉、叱責、減給、解雇といった
いわば与奪の権限を持つ相手
あるいは機嫌次第で不快感を与えてくる者、危機を意識させる者
こうした人物には直接的に触れ難い
言動を警戒してしまう
距離を取りたいという意識が
その距離感、或いはワンクッションとして敬語に現れているように思う
自分にとって敬語は「敬遠語」とも言える
時を経て、環境変わり、人代わり、自分もいくらか齢食った
再就職先で気が付いたが
いつの間にか自分の上役が自分に敬語で話しかけてくる
彼のほうが自分よりいくつか齢若い
「そうか、目上への対応なんだ…」
いくらか気楽になった気がした
表向きの理由にしても長年あったストレスの一つが消えた、と
けれどその反作用だろうか?
年下の人物に「です、ます調」のやんわりした口調で話しかけられるとついタメ口になってしまう
自分の与奪に関わる人物にも不思議なほどへりくだらない
元々畏まった話し方など好きではない方
一旦身内と思えば途端に口調はぞんざいになる
古人曰く「親しき仲にも礼儀あり」
思慮の足りない行為だろうか
今のところ状況に変化は無いけれど…