2025/4/2

重粒子治療のため、はるばる千葉県に来ました。


私の脊索腫が余りにも大きく、受け入れてくださる先生や病院が限られていたようです。


先ずは、先生の説明があり、血液検査など簡単な、検査からCT検査を受けます。


全部で16回重粒子を照射するそうです。


重粒子を照射する前に、機械に身体を固定する固定具を作ってもらいます。


固定具作製に4-7日間くらい入院します。


固定具作製や準備期間が7日間〜10日間あるので一時退院しました。


そして再入院。重粒子の照射が始まります。


照射


排便がたまって腸が膨らむことで、重粒子が腸にあたり、腸に障害が出るのを防ぐために、浣腸をします。


これが辛い。浣腸をして30分ぐらいは身体が思うように動きません。痛み止めを事前に飲んでてもしんどい。


尿も同様で事前に出しておかないといけません。


浣腸、自己導尿が、終わり、バスに乗って重粒子の治療棟へ。


診察券を渡して、手術の台に乗って重粒子を当ててもらいます。


照射の位置決めをして手術が始まります。手術中は音とか振動とか痛みとかなく、初めの頃、寝てしまいました。それぐらい快適です。


しかし、手術した日の夜が、痛かった。


これは人や病状によるようですが、治療前と全く変わらず無痛な人や、当てた場所がむくんだりして神経を圧迫して、神経症状がでる人がいるみたいです。


むくみなどで神経症状などが出ても、治療後半には症状がなくなってくる方が多いらしいです。


ちなみに、私は神経症状が出るタイプでした。何度か照射していく内に、脊索腫の症状であるモモの裏が攣る症状が出たり、足が攣る症状が出たり、便秘がひどくなったり、入院前より歩けなくなったり、膀胱の尿道口?が狭くなり細いカテーテルしか入らなくなったりしました。


看護婦さんからお聞きした話では、重粒子治療中に出た症状は治療後には治ると仰ってたので我慢しするしかないかなと。


これ以上酷くならなければいいけど。