PET検査の結果ですが転移はありませんでした。
安心したというかもう、感謝しかないですね。
2025/3上旬
以前から家族がお世話になっていた脳外科の先生にセカンドオピニオンとして観てもらいに行きました。
脳外科の先生ということで脊索腫に対する整形外科の先生の処置や見解が大きく違い大変驚きました。
脳外科では重粒子はあまり使わないらしく、放射線治療も上手くいかない事があるらしく、外科的手術が主流であるそうです。
私のMRI画像を見て神経はまだ大丈夫だしM3まで行ってるようにないから外科的手術を勧められました。
神経一本一本の反応(膀胱の神経、排便の神経など)を見ながら手術すれば上手く行くのではないか。やってみないと分からないがやる価値があるとの見解でした。そう言った技量のある先生は限られるとのこと。
しかし、脳外科の手術より比較的簡単な手術だとも仰っておりましました。
脳外科の先生でしたので仙骨脊索腫の重粒子に対する評価は精通されておらず、重粒子を受けるのであれば、担当医の方に術後の予後についてしっかりと質問した上で決断すべきだというアドバイスをいただきました。
重粒子を打った後の神経のことを心配されていました。放射線治療をした神経は弱くなっていて、再発した場合、重粒子を打った神経は束にして切断するのではないか、外科手術なら再発しても神経を残して再手術できるだろうとのことでした。とにかく神経を残す事が大事なのだと仰っており私もそのように思いました。
確かに頭部の脊索腫の方のブログを読んだとき「放射線治療をしたら肉付きなどが悪く再手術が難しくなる、できるだけ外科手術で治した方が良い」と言ったことが書いてありました。
当たり前ですが、神経を切ったら排尿排便はできなくなるでしょう。おそらく歩行の障害も出るでしょう。
この時までは外科的手術をしてもらうか重粒子にしてもらうか悩んでおりました。
2025/3上旬
○山大学病院の診察日でした。この頃には、身体の調子が更に悪くなっており1kmも歩けるかどうかという状態でした。排便をすると肛門に激痛が走り、排便後はなかなか起き上がることができませんでした。
先生にセカンドオピニオンの先生の話をお話ししたところ、脳外科と整形外科とでは、処置が違うとのこと。外科的手術をすれば切り込みを入れた場所に必ずガンが転移し必ず再発するというお話しでした。切った後に重粒子を当ててはどうなのですか?とお伺いしたところ重粒子が保険適用でなくなる点や2度手術することになり、整形外科のお医者様の間では「お手つき」と言われており、やってはいけない手術だそうです。
重粒子を受けるにあたって私の場合、スペーサーを入れる必要がありました。急遽、外科手術の空きができて早急に手術できるとのことでした。
しかし、外科的手術も考えていたし、重粒子の先生のお話しをお聞きしたかったのでもう少し時間が欲しいとお伝えしたところ、手術がずれ込んで遅くなって他へ転移したら重粒子が受けれなくなり助けれない可能性が高くなるとのことだったので、その日の内にスペーサーを入れる手術をお願いしました。
仙骨脊索腫の方は外科手術をするか重粒子にするかネットや病院など行って、しっかりご自身が納得された上で決断したほうがいいと思います。脳外の先生の言うことやネットで調べると色々な情報がありました。時間のある方は調べらた方がいい。
その日の午後、スペーサー手術の説明を外科の先生からお聞きしました。その日の内に入院日が決まり入院で必要なものなど説明を受け帰宅しました。次の日に入院し2日後に手術ということでした。普通この手術は手術日の一週間前から入院するそうです。
外科の先生は何度もスペーサーを入れる手術をされており上手く行く可能性が高い、早くて一週間前後で退院できるだろうと仰ってました。
入院日の昼から絶食です。