ふく田 ~和食@沼津~ 静岡おいしいもん!!!
静岡に来たら一度は足を運ぶべき蕎麦屋に、蕎仙坊を差し置いてランクインしている、蕎麦屋、ふく田。
沼津東高の西側に位置し、通りから見ると、通り過ぎてしまいそうな、ひっそりとした店構えである。
一旦駐車場に入り、改めて店に向かうと、何ともいえない情緒のある石畳が入り口まで続く。 店内は、板張りに無造作に並べられた座卓が5つほどの小さな店だ。
メニューはシンプルだが、天せいろ1,600円等、少々値段は高めの設定だ。ネットで評判の“もりと季節のおかず盛り合わせ”1,400円を注文。
メニューの裏には、食材へのこだわりが、これでもかとてんこもりに書かれている。
特に吟醸醤油は、全国一位に選ばれました!とポスターまで貼られていたが、どちらを見ても店名はわからずじまい。しかし、日本一の吟醸醤油を使った、蕎麦タレ、期待が持てそうだ。
さあ、出てきました季節のおかず盛り合わせ。
これで二人前。左の上から時計回りに、
・蕎麦の実を炊いたものと田楽味噌。
蕎麦の実というものを食べたことがなかったため、初体験の味。見た目は、そば殻のようなのだが、柔らかく炊いてあるため、まるでひき肉を食べているような食感である。蕎麦の実のおじやというところか。
・味噌田楽
ゆずの香りとさしみこんにゃくとして食べられそうな、透け感のあるこんにゃく。味噌もさっぱり味。
・ひじきの白和え
白和えというと、甘いイメージがあったのだが、よく言えばさっぱり、悪く言うと、ほとんど味がしない。
・トマトと菜の花の胡麻いため
唯一、しょっぱいほどの味付け。
・おから
しいたけ、人参、青菜など、野菜たっぷりのおから。
・蒸かしたさつまいも
・キンピラ
・煮大根とふきのとう
ほとんど味のしない大根の上に、かなり苦味の効いたふきのとうの組み合わせ。
精進料理かと思えるほど、薄味。というより、ほとんど食材の味のみで勝負しているようだ。
都会の人が観光で田舎に来て、これを食べたらかなり感動するのではないだろうか。
小生、山菜などの田舎料理で育った人間には、あまり有難みがわかないのだが、、、もの珍しさで受けるかも。
さて、主役の蕎麦の登場である。
量は、見るからに少なめである。これをネギと天城の本山葵で頂く。吟醸醤油と羅臼昆布、薩摩本鰹節で作られた蕎麦タレを目の前に、興奮気味に蕎麦に口をつける。
う~ん、期待したはずの蕎麦タレは、少々薄めの味付けだが、蕎麦はおいしい。さらさらしてきれいな蕎麦である。つなぎなしの十割蕎麦のごそごそした蕎麦が荒武者の味だとすると、これは平安時代の色白美人といった上品な蕎麦である。うまい。
しかししかし、量が少ない。知っていたら、プラス200円で大盛りを注文していたのに。
男性では、それでも足りないだろう。全体としては、上品な蕎麦という印象だ。裾野の蕎仙坊、御殿場の草季庵、修善寺の朴念仁、熱海の多賀と評判の蕎麦屋がひしめき合う静岡県東部においては、少々劣るのではないかと言うのが、正直な感想である。
written by
ふく田
静岡県沼津市岡宮1433-1
TEL:055-926-7284
URL:http://r.tabelog.com/shizuoka/rstdtl/22000081/
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
平均予算:2,000円
総合評価:
味の評価:
雰囲気:
サービス:
コストパフォーマンス:
←どうぞ、よろしく。
WIREDiCONの詳細情報については、こちらのページ
をご覧下さい。
沼津東高の西側に位置し、通りから見ると、通り過ぎてしまいそうな、ひっそりとした店構えである。
一旦駐車場に入り、改めて店に向かうと、何ともいえない情緒のある石畳が入り口まで続く。 店内は、板張りに無造作に並べられた座卓が5つほどの小さな店だ。
メニューはシンプルだが、天せいろ1,600円等、少々値段は高めの設定だ。ネットで評判の“もりと季節のおかず盛り合わせ”1,400円を注文。
メニューの裏には、食材へのこだわりが、これでもかとてんこもりに書かれている。
特に吟醸醤油は、全国一位に選ばれました!とポスターまで貼られていたが、どちらを見ても店名はわからずじまい。しかし、日本一の吟醸醤油を使った、蕎麦タレ、期待が持てそうだ。
さあ、出てきました季節のおかず盛り合わせ。
これで二人前。左の上から時計回りに、
・蕎麦の実を炊いたものと田楽味噌。
蕎麦の実というものを食べたことがなかったため、初体験の味。見た目は、そば殻のようなのだが、柔らかく炊いてあるため、まるでひき肉を食べているような食感である。蕎麦の実のおじやというところか。
・味噌田楽
ゆずの香りとさしみこんにゃくとして食べられそうな、透け感のあるこんにゃく。味噌もさっぱり味。
・ひじきの白和え
白和えというと、甘いイメージがあったのだが、よく言えばさっぱり、悪く言うと、ほとんど味がしない。
・トマトと菜の花の胡麻いため
唯一、しょっぱいほどの味付け。
・おから
しいたけ、人参、青菜など、野菜たっぷりのおから。
・蒸かしたさつまいも
・キンピラ
・煮大根とふきのとう
ほとんど味のしない大根の上に、かなり苦味の効いたふきのとうの組み合わせ。
精進料理かと思えるほど、薄味。というより、ほとんど食材の味のみで勝負しているようだ。
都会の人が観光で田舎に来て、これを食べたらかなり感動するのではないだろうか。
小生、山菜などの田舎料理で育った人間には、あまり有難みがわかないのだが、、、もの珍しさで受けるかも。
さて、主役の蕎麦の登場である。
量は、見るからに少なめである。これをネギと天城の本山葵で頂く。吟醸醤油と羅臼昆布、薩摩本鰹節で作られた蕎麦タレを目の前に、興奮気味に蕎麦に口をつける。
う~ん、期待したはずの蕎麦タレは、少々薄めの味付けだが、蕎麦はおいしい。さらさらしてきれいな蕎麦である。つなぎなしの十割蕎麦のごそごそした蕎麦が荒武者の味だとすると、これは平安時代の色白美人といった上品な蕎麦である。うまい。
しかししかし、量が少ない。知っていたら、プラス200円で大盛りを注文していたのに。
男性では、それでも足りないだろう。全体としては、上品な蕎麦という印象だ。裾野の蕎仙坊、御殿場の草季庵、修善寺の朴念仁、熱海の多賀と評判の蕎麦屋がひしめき合う静岡県東部においては、少々劣るのではないかと言うのが、正直な感想である。
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ふく田
静岡県沼津市岡宮1433-1
TEL:055-926-7284
URL:http://r.tabelog.com/shizuoka/rstdtl/22000081/
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
平均予算:2,000円
総合評価:

味の評価:

雰囲気:

サービス:

コストパフォーマンス:

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