中国菜館 群鳳 ~中華@沼津~ 静岡おいしいもん!!!
できてから何年になるのだろうか、、、住宅街の真ん中にポツンと佇む中華のお店。昼時や夕飯時になると、店の外に置かれた椅子に座って順番を待つお客さんの姿を何度も見たことがある。
私が中華料理をあまり食べないからなのか、それとも沼津に中華のお店が少ないためなのか、、、このブログ始まって以来、初の中華料理店のレポートとなる今日のお店は、中国菜館 群鳳である。
ここ沼津北口の本田町に1号店を出した後、人気に乗ってすぐ近くに2号店、ラヴェニールという結婚式もできる広い中華料理店を開いたが、こちらのほうは間もなくビストロ・ラヴェニールというイタリアンのお店に改装。そして3号店として駅前のBiViにも出店している、沼津ではかなりの有名店と言えるのだろう。
店内はテーブル席が5席。そして店の反対側には、中華料理の定番ともいえる円卓を設置した部屋が配置されており、かなり広い店内だ。
土曜日の18時。私達が最初の客のようだ。
メニューはわかりやすく日本語で説明されており、まず驚いたのは、値段の設定がかなり安くされている点だ。
たとえば、ラーメン580円。群鳳ランチは750円でスープ、サラダ、お新香、プラスデザートかコーヒーが選べて750円。その他のメニューを見ても素直に安いと感じられる。そして好評のコースが2,625円(二人から)で予約なしで食べることができるというので、こちらを注文した。
コース内容などはメニューに書かれていなかったため、この時点では何品のコースなのかわからずに注文していたのだが、次々に出てくる料理に食べきることができるか不安になり、ウェイトレスに尋ねたところ、なんと、9品も楽しめて2,625円!めちゃくちゃリーズナブル!それでは、料理の紹介に入りましょう。
まず一品目。おなじみの棒棒鶏。
シェフが四川で修業をした方であるようで、四川料理の代表的な料理から始まったコース。ボイルした鶏肉を棒でたたく事から棒棒鶏というそうだが、千切りにされたきゅうりと細くほぐされた鶏肉にピーナッツが刻まれたごまだれがかけられている。一口食べると口の中に甘さが広がり、辛さが売りの四川料理なのになあ・・・と思っていると、後からピリっとした辛さが広がってきた。ただ、これは料理の初めに胃を起こしてあげるには、ピッタリの働きをするのではないだろうか。もちろん、ビールのおつまみにも最高だ。
二品目は、鶏肉とがシューナッツの炒め物。
ゴロゴロとした鶏肉、玉ねぎ、ピーマン、そしてサクサクとした歯ごたえがおいしい山芋(?)など、素材の旨みをいかした、中華としては薄めの味付けの炒め物。さっそくだが、ご飯が欲しい味だ。
少々写真写りが悪いが、、、イカのゴマみそ炒め。
はす、青豆、ベビーコーン、しめじ、そして主役のイカをゴマみそで味付け。ゴマの甘さが何ともいえずおいしい。イカ、しめじの柔らさとはす、豆、ベビーコーンの歯応えのコントラストが後を引く。そしてここで、待望のご飯がお櫃に入れられて出された。モンゴル出身の力士が、日本に来て一番困ったのは、炊き立てのご飯の香りが気持ち悪かったこと、というのを聞いたことがあるが、私がつくづく日本人だな~と思う瞬間は、何を食べていても、ホカホカの白い御飯を食べることができるときなのだ。主役はあくまでおかずなのだが、名脇役のご飯があっての主役であると、今回も改めて感じてしまった。
さて、次は、今回の最大のヒット料理。まこも筍のフライ。
まこも筍って知っていますか?私にとっては、初対面の食材。
台湾では、ごくポピュラーな野菜らしく、大きさは、ちょうど筍とアスパラガスの中間くらい。
食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムを含む健康食品としても注目をされているらしいが、ちょうど、端午の節句に食べるチマキのような形、見ようによっては、大きめのエビフライにも見える姿で登場した。塩かケチャップを付けて、、、と紹介されたが、付いていたレモンを搾っただけで食べてみる。
筍という印象から、思わずガブっと力を入れてほうばったのだが、、、これが予想外に柔らかいのだ。味は淡白なのだが、柔らかい筍って言うだけで興味を持つでしょ?味付けは、何もつけなくてもかなりしょっぱかったのだが、この食感にメロメロな私。帰って早速、購入できるか調べてみたところ、1kgあたり、2,600円とお値段は高め。是非、一度お試しあれ。
次は、海老チリソース。
これぞ四川料理という辛さを満喫できる味だ。
カニ肉とブロッコリーの煮込み。
煮込みというよりも、ほとんどあんかけスープに近い。こちらもさっぱりとした味付けで、中華料理の油っぽさは感じられない。カニ好きにはたまらない味だ。
最後の料理、コーンスープ。
中華料理にはあまり詳しくないのだが、最後にスープが出てきたのには、びっくりした。それもコーンスープなので、結構重い。
何の料理を食べても、やっぱりうれしいデザート。
今回の締めは、杏仁豆腐だった。さっぱりとした杏仁豆腐の上に楊貴妃の大好物のライチが乗っていて、それだけでうれしくなってしまう。終わりよければ全て良しという気分になって、本日のディナーは終了した。
群鳳の中華料理を一言で言うと、中華というには少々迫力に欠けるかと。中華は食べているのだが、味にあまりメリハリがなく感じられた。夏だからこそ余計、もう少し、ガツンと脂ぎった中華を食べてみたかった。
しかし、私達がコースを食べている間にも、客は次から次へと続いており、手軽に食べることができる中華の入り口店というところが人気の所以なのであろうか。
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中国菜館 群鳳
静岡県沼津市本田町3-8
TEL: 055-922-3388
URL:http://www.at-s.com/bin/guru/GURU0040.asp?yid=D598194985
営業時間:11:30~15:00 16:30~21:00
定休日:不定休
平均予算:昼)1,000円 夜)2,000円
総合評価:
味の評価:
雰囲気:
サービス:
コストパフォーマンス:
←どうぞ、よろしく。
WIREDiCONの詳細情報については、こちらのページ をご覧下さい。
私が中華料理をあまり食べないからなのか、それとも沼津に中華のお店が少ないためなのか、、、このブログ始まって以来、初の中華料理店のレポートとなる今日のお店は、中国菜館 群鳳である。
ここ沼津北口の本田町に1号店を出した後、人気に乗ってすぐ近くに2号店、ラヴェニールという結婚式もできる広い中華料理店を開いたが、こちらのほうは間もなくビストロ・ラヴェニールというイタリアンのお店に改装。そして3号店として駅前のBiViにも出店している、沼津ではかなりの有名店と言えるのだろう。
店内はテーブル席が5席。そして店の反対側には、中華料理の定番ともいえる円卓を設置した部屋が配置されており、かなり広い店内だ。
土曜日の18時。私達が最初の客のようだ。
メニューはわかりやすく日本語で説明されており、まず驚いたのは、値段の設定がかなり安くされている点だ。
たとえば、ラーメン580円。群鳳ランチは750円でスープ、サラダ、お新香、プラスデザートかコーヒーが選べて750円。その他のメニューを見ても素直に安いと感じられる。そして好評のコースが2,625円(二人から)で予約なしで食べることができるというので、こちらを注文した。
コース内容などはメニューに書かれていなかったため、この時点では何品のコースなのかわからずに注文していたのだが、次々に出てくる料理に食べきることができるか不安になり、ウェイトレスに尋ねたところ、なんと、9品も楽しめて2,625円!めちゃくちゃリーズナブル!それでは、料理の紹介に入りましょう。
まず一品目。おなじみの棒棒鶏。
シェフが四川で修業をした方であるようで、四川料理の代表的な料理から始まったコース。ボイルした鶏肉を棒でたたく事から棒棒鶏というそうだが、千切りにされたきゅうりと細くほぐされた鶏肉にピーナッツが刻まれたごまだれがかけられている。一口食べると口の中に甘さが広がり、辛さが売りの四川料理なのになあ・・・と思っていると、後からピリっとした辛さが広がってきた。ただ、これは料理の初めに胃を起こしてあげるには、ピッタリの働きをするのではないだろうか。もちろん、ビールのおつまみにも最高だ。
二品目は、鶏肉とがシューナッツの炒め物。
ゴロゴロとした鶏肉、玉ねぎ、ピーマン、そしてサクサクとした歯ごたえがおいしい山芋(?)など、素材の旨みをいかした、中華としては薄めの味付けの炒め物。さっそくだが、ご飯が欲しい味だ。
少々写真写りが悪いが、、、イカのゴマみそ炒め。
はす、青豆、ベビーコーン、しめじ、そして主役のイカをゴマみそで味付け。ゴマの甘さが何ともいえずおいしい。イカ、しめじの柔らさとはす、豆、ベビーコーンの歯応えのコントラストが後を引く。そしてここで、待望のご飯がお櫃に入れられて出された。モンゴル出身の力士が、日本に来て一番困ったのは、炊き立てのご飯の香りが気持ち悪かったこと、というのを聞いたことがあるが、私がつくづく日本人だな~と思う瞬間は、何を食べていても、ホカホカの白い御飯を食べることができるときなのだ。主役はあくまでおかずなのだが、名脇役のご飯があっての主役であると、今回も改めて感じてしまった。
さて、次は、今回の最大のヒット料理。まこも筍のフライ。
まこも筍って知っていますか?私にとっては、初対面の食材。
台湾では、ごくポピュラーな野菜らしく、大きさは、ちょうど筍とアスパラガスの中間くらい。
食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムを含む健康食品としても注目をされているらしいが、ちょうど、端午の節句に食べるチマキのような形、見ようによっては、大きめのエビフライにも見える姿で登場した。塩かケチャップを付けて、、、と紹介されたが、付いていたレモンを搾っただけで食べてみる。
筍という印象から、思わずガブっと力を入れてほうばったのだが、、、これが予想外に柔らかいのだ。味は淡白なのだが、柔らかい筍って言うだけで興味を持つでしょ?味付けは、何もつけなくてもかなりしょっぱかったのだが、この食感にメロメロな私。帰って早速、購入できるか調べてみたところ、1kgあたり、2,600円とお値段は高め。是非、一度お試しあれ。
次は、海老チリソース。
これぞ四川料理という辛さを満喫できる味だ。
カニ肉とブロッコリーの煮込み。
煮込みというよりも、ほとんどあんかけスープに近い。こちらもさっぱりとした味付けで、中華料理の油っぽさは感じられない。カニ好きにはたまらない味だ。
最後の料理、コーンスープ。
中華料理にはあまり詳しくないのだが、最後にスープが出てきたのには、びっくりした。それもコーンスープなので、結構重い。
何の料理を食べても、やっぱりうれしいデザート。
今回の締めは、杏仁豆腐だった。さっぱりとした杏仁豆腐の上に楊貴妃の大好物のライチが乗っていて、それだけでうれしくなってしまう。終わりよければ全て良しという気分になって、本日のディナーは終了した。
群鳳の中華料理を一言で言うと、中華というには少々迫力に欠けるかと。中華は食べているのだが、味にあまりメリハリがなく感じられた。夏だからこそ余計、もう少し、ガツンと脂ぎった中華を食べてみたかった。
しかし、私達がコースを食べている間にも、客は次から次へと続いており、手軽に食べることができる中華の入り口店というところが人気の所以なのであろうか。
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中国菜館 群鳳
静岡県沼津市本田町3-8
TEL: 055-922-3388
URL:http://www.at-s.com/bin/guru/GURU0040.asp?yid=D598194985
営業時間:11:30~15:00 16:30~21:00
定休日:不定休
平均予算:昼)1,000円 夜)2,000円
総合評価:

味の評価:

雰囲気:

サービス:

コストパフォーマンス:

←どうぞ、よろしく。
