麺屋 卓朗商店 ~ラーメン@清水町~ 静岡おいしいもん!!! | 静岡おいしいもん!!!三島グルメツアー

麺屋 卓朗商店 ~ラーメン@清水町~ 静岡おいしいもん!!!

いつものことながら、お店に行く前にネットの情報をチェック。
卓朗商店が金土日営業、卓朗商店Rが月火水。同じ店舗で名前が変わるの?つまり定休日は木曜日ってこと?Rって何?Revolution?えっと、卓次朗商店が沼津にできたんだ~
という情報から始まって、お店のHPはないものの、静岡県のこれまた駿東郡清水町、車でなければ行けないというアクセスの悪さにも関わらず「行きました!」というブログの評価情報は2,000件以上。
中でも評判なのは、“くんたま”。燻製たまごのことらしいが、とにかく期待を持たせるには十分な情報量であったため、スープが無くならいうちにと、日曜日の夜の開店直後に足を運んだ。

“らーめん”と書かれた大きな垂れ幕とそれ以上に大きく書かれた“卓朗商店”という看板。恐らく店主の名前であろう店名に武士道のような潔さを感じながら、店内へ。座卓3席とカウンター席。木のぬくもりを感じられる、気持のよい内装。それよりもラーメン屋さんで座敷に上がるって、私にとっては初めての経験。座敷も畳ではなく、板の間に座布団。やはり武士道って感じだ。厨房にいる店主を覗くと、イメージどおり、裃をはいたサムライではなく、野武士のような方がラーメンを作っている。
和食とフレンチで修業をしたと書かれていたが、、、確かにフレンチという感じではない。ラーメンの選択は正しいなと勝手に想像してしまった。

さて、本題に入りましょう。

146.menu
今日は日曜日なので、卓朗商店の開店日だ。メニューはというと、オーソドックスなラーメンとつけ麺の日。
30度を超える夏日だったためか、周りを見渡すとすべてのお客さんがつけ麺を食べていた。つけ麺の評判も良かったな~と思いながらも、今日はオーソドックスに普通のラーメンの気分。
何々?塩と醤油を選べるのか、、、鶏豚、魚介のWスープあっさりラーメンか、、、と迷いながらの今日のオーダーは、“○特卓朗商店(全部載せ)¥950”“名物くんたまらぁめん¥750”。そして、新メニューと書かれていた“餃子¥380”

さあ、最初に登場したのは、新メニューの餃子。
餃子の皿に何故かマヨネーズが添えられている。これも私にとっては初体験。見た目は小ぶりで皮がモチモチしているようだ。最初はやっぱりマヨネーズにトライしてみましょう。

146.餃子
マヨネーズの酸味との相性はまずまず。皮が厚くもちっと感が好ましい。具は控えめに言っても、少ない!
そして何よりも、かなりオイリー。常備されていた餃子のたれとラー油で食べてみても、感想に変化なし。
ここはゆっくりと主役の登場を待ちましょう。
146.卓朗ラーメン
○特卓朗商店の醤油¥950。
トッピングは、煮玉子、チャーシュー、なると、辛ネギ、焼きのり、メンマ、そしてさっぱりとみず葉。
通常のラーメン¥650に各100円のトッピングを全部載せることを考えたら、かなりお得なラーメン。
まず最初にスープに口をつける。魚介の香りがし、かなりあっさり目に感じられる。麺はかなりの細麺。
麺を食べ、一つ一つのトッピングに箸を進めていく。
まずは煮玉子。白身の部分だけでなく黄身の部分にまで味が染み込んでおり、かなり味が濃い。次にチャーシュー。大ぶりの肉だ。柔らかい肉に口をつけると、しょっぱい。辛ネギとみず葉で口直しをし、ラーメンへ。
食べすすめるうちに、水を飲む量が増えていく。
化学調味料を使わずに仕上げている自然派ラーメンという前ふりであったが、確かによく口にする化学調味料系の味はしないものの、一つ一つにしっかりと味を付けているようで、それが一つ一つ主張をしているため、全体のトータルで考えると、一言“しょっぱい”のである。さっぱりあっさりしていて、一見体に良さそうなのだが、塩分摂取量からみると、メタボへの道へつながっている感がある。
146.くんたま
気を取り直して、名物くんたまらぁめん¥750。
こちらには何といっても、名物とまで謳っている“くんたま”が入っているのだ。何はともあれ、さっそく“くんたま”へ。玉子の表面には焼き鏝の跡。香りはまさしく“燻製”。思っていたよりも柔らかく、半熟に近い。
私の中の“燻製”と言ったら、スモークサーモン、スモークチーズというイメージしかないのだが、それが玉子となるとどうなるのか、“くんたまのとりこです!”と言ったネット情報により、過剰に期待が膨らんでいた分、言いにくいのだが、半熟の黄身にまで味が染み込んでおり、かなりしょっぱい。そして、スモークの香りが食べているうちに、鼻についてくるのだ。これは本当に個人差なのだろう。“くさや”や“ドリアン”に代表されるように、好きな人と嫌いな人との間にはっきりと境界が引かれる味と言えるのだろう。
塩味のスープは、あっさりしているがこれまた、しょっぱい。
唯一の救いは、香ばしく焼かれた油揚げとみず菜が、さっぱりとさせてくれた点だろうか。

つくづく、ラーメンの奥の深さを感じさせられたお店であった。
ラーメンの道を究めるには、まだまだ道は険しいということを痛感させられた今日の店であった。

ちなみに下記は、卓朗商店Rのメニューです。

146.R_menu

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麺屋 卓朗商店
静岡県駿東郡清水町徳倉1853
TEL:055-931-7505
URL:なし
営業時間:昼)11:30~14:30 夜)17:30~22:30
定休日:木曜日
平均予算:1,000円
総合評価:star2
味の評価:star2
雰囲気:star3
サービス:star3
コストパフォーマンス:star3


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