和だいなあ三 ~和食@沼津~ 静岡おいしいもん!!! | 静岡おいしいもん!!!三島グルメツアー
2008年06月02日

和だいなあ三 ~和食@沼津~ 静岡おいしいもん!!!

テーマ:和食
「和だいなあ三」。予備知識を得るため店のホームページをアクセスしてみた。
知りたい情報も豊富で比較的わかり易いホームページで、店の特長、売りの部分を確認することができた。
「静かな趣を残す一軒家で四季の創作和食を堪能する・・・旬の食材に囲まれたダイニング」、この一節に凝縮されたイメージを元に料理の味と静かな和の趣に期待し店を訪れた。

店を訪れた時間は、午後7時。既に日は暮れ周囲の様子がはっきりと見えないが、閑静な住宅街の一角であることは感じ取ることができる。ライトアップされた日本庭園を見ながら入口へと向かう。入口(玄関)は、旅館のような造りでゆったりとしたスペースをとってある。廊下を進み個室へと通された。6畳ほどの広さの部屋に小さめの床の間がある。窓側は日本庭園であり和の情緒たっぷりの部屋、と言い切りたいところだが床が今一つ。板の間だった。モダンな言い方をすれば、フローリングの部屋。畳敷きの部屋で、ほのかにいぐさの香りが漂ってくるようなら完璧。天井にも花の絵が描かれている。
43.外観
43.店内
店員さんも和装であり店の雰囲気に馴染んでいる。
事前のお店調査で店名の由来について少し不明な点があったので店員さんに確認してみた。
和だいなあの部分は、店のホームページや店頭のパンフレットでもわかるように和のダイニングで話題な店という意味合いだが、「三」にはどういう意味があるのか。1号店、2号店があり3号店の意味合いなのか。
店員さんに尋ねると「この店の創業者が3人兄弟で、3人で力を合わせてやっていくという意味があります。」との説明だった。毛利元就の「3本の矢」の故事より命名されたJリーグのサンフレッチェ広島のことを思い出し、「サンフレッチェ広島と同じですね。」と返すと店員さんは「そうですか。」と素っ気ない返事。サッカーが盛んな静岡なのでサッカーネタを繰り出したが、ここはエスパルス、ジュビロのお膝元の県、サンフレッチェのネタは圏外か・・・外した。

今回は、5,000円、6,000円、8,000円とあるコースの内、5,000円のコースを予約(コース料理は予約要)。
(1) 先付、菜の花のおひたし

43.前菜
43.前菜2

手始めにということで軽い気持ちで箸を付けた。軽い気持ちというのは、味にはそんなに期待していないということだ。一口食べ、「えっ?!」と思った。その期待度に反し、かなりの美味しさを感じる。素材の濃厚な味に加えてほど良い塩加減、お酒が欲しくなる感じではなく、ごはんが欲しくなる感じ。この先付には良い意味で裏切られた。

43.前菜3
(2)前菜、3品
 先付のおひたしの美味しさがさめやらぬうちに前菜が運ばれてきた。3品が黄、白、青の小鉢で並ぶ
前菜3品 量は少ないが味は広がる
先ず黄色の小鉢、人の小指ほどの大きさのイカに薄めの味付けがしてある。薄めの塩味にマヨネーズ、わけぎの味がからみ美味しい。イカそのものへの味付けが薄いのが美味しさのポイントか。
つぎに白い小鉢、クラゲのからし味噌和え。コリコリした歯ごたえにからし味噌、だんだんビールが欲しくなり、生ビールを一口。
最後の青い小鉢は、イカの塩辛。甘辛い味だが前2品に比べ味が濃いためビールが進む。小さい小鉢の集まりではあるが、それぞれに味わい深い。
43.刺身
(3)お刺身三点盛、かんぱち・まぐろ・ぼたんえび

かんぱち・まぐろ・ぼたんえび、それぞれ素材そのものの味がしっかりしていて変に魚くささがない。3点とも淡々といただいた。








43.桜エビ


(4)揚げ物、さくらえびのかき揚げ

さくらえびのかき揚げが仰々しい器で運ばれてきた。からっとサクサクのかき揚げを期待していたが、かなりモチモチした歯ごたえ。サクサクの食感をイメージしていた私にとっては、少々期待外れだった。塩で食べさせる揚げ物は特にサクサクの食感であって欲しいと思うのは、私だけだろうか。



43.茶碗蒸し2

(5)蒸し物、明太子チーズがけ茶碗蒸し

和にチーズ?、それも茶碗蒸しとチーズのコラボレーション。
チーズは、欧風という概念があるので和にチーズとは、意表をつかれた。どんなものか食べ進んでみると普通の茶碗蒸しの上を明太子チーズで閉じている状態のものだとわかった。明太子チーズの部分は、これはこれで美味しい。しかし、明太子チーズの濃い味が勝ってしまい和の味を出すべき本来の茶碗蒸しの部分が味気なかった。



43.さわら

(6)煮物、鰆と野菜の煮付け

鰆の煮付けに大根、にんじん、ほうれんそうが付け合せてある。
たれは見た目がとろりとしていたため味噌だれかと思ったが、醤油ベースのたれだった。濃くなく、薄すぎず素材の味を引き立てるにはちょうど良い味付けなのかも知れないが、インパクトのある味や食感は得られず、淡々と箸を進めるにとどまった。




43.焼き物
(7)焼き物、豚とろと春キャベツの焼き物

キャベツ、豚肉、ニラ、にんじんの焼き物。
ごま油で蒸し焼きされたものをポン酢醤油で食べる。旬の野菜の春キャベツと豚とろの2つの素材がメインであろうが2つとも味を主張していない。お互いが味を相殺している訳ではなさそうだ。ごまの風味の一人勝ち、素材の味が生きていないと思われるなんとも惜しい一品である。




43.イクラ丼
(8)ご飯物、イクラ丼とおすまし
小さめのイクラ丼にしめじのおすましと漬物が付いている。メインのイクラ丼のイクラの風味が弱い。私が今まで出会ってきたイクラのような磯くささ、魚くささといったものが感じられない。これなら魚が苦手という人も食べられる味だろう。でも、素材の味、風味が生きていないようで少し空しさを感じた。
43.アイス

(9)デザート、いちごのアイスクリーム

コース料理の最後のデザートとしていちごのアイスクリーム。
生クリームといちごの実が1個添えてある。
材料、製法に特筆すべきことは無いような感じである。普通においしくいただいた。





風情のある店
43.庭2

建物の周りは、日本庭園となっていて和の風情を堪能できる。
夜間の営業中は、ライトアップされている。昼間の様子も是非見てみたい。

43.縁側

窓・縁側

障子の紙をガラスに替えただけのような造りの窓。窓の外側には、縁側もある。
小春日和の昼間、こんな和風の部屋の縁側で庭を眺めながらの食事。静かな空間のなかでひばりが囀っている。そして季節が春の今時分、うぐいすのひと鳴きでも加われば、言うことはない。次は昼間来よう。












43.部屋2
43.部屋

隅の炭

部屋の中を観察していてふと気がついた。床の間の隅に炭が置かれている。
同行していた同僚に言った。「床の間の隅に炭が置いてありますよ。隅に炭ってダジャレの分かる店ですね。」すると「ちがうよ。それは、防臭の目的で置いてあるんだよ。」との返事。まあ、どちらにしても店の気遣いが感じられる。
今回のコース料理で絶品のおいしさ、またはそれに準ずると感じたのは2品。春の季節、もう1品か2品はおいしい野菜に出会いたかった。
店の佇まいや雰囲気は、悪くない。できれば小春日和の昼間の時間帯にゆっくりと訪れたい。

written by
m2

和だいなあ三
静岡県沼津市下香貫牛臥3078-5
TEL:055-935-6545
URL:http://www.numazu-wadaina3.com/
営業時間:平日17:00~22:30 土日祭日12:00~15:00 17:00~22:30
定休日:火曜日
平均予算:昼)2,300円 コース)5,000円~8,000円
総合評価:star4
味の評価:star3
雰囲気:star4
サービス:star3
コストパフォーマンス:star4

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