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18日、上海市の成人の38.2%が不眠に悩まされているとのデータが発表された。写真は不眠治療を受ける男性。
2010年3月18日、上海市中医睡眠疾病研究所は、3月21日の「世界睡眠デー」を迎えるにあたり、上海市民の睡眠に関するデータを発表した。それによると、成人の38.2%が不眠に悩まされており、この割合に基づいて同市の不眠症患者の数を計算すると、人口1900万人のうち725万8000人が不眠症を患っている可能性がある。また、男女別では女性が男性の1.5倍の割合で発病しており、年齢別では患者の4分の3が40~59歳の中高年層に集中していることが分かった。19日付で新聞晨報が伝えた。
同研究所の徐建(シュー・ジエン)所長によると、上海市民の不眠症患者のタイプは、これまでの「虚弱型」から、夜更かしする人の増加など生活リズムの変化が影響し、床についてから興奮状態が治まらずに眠れない「興奮型」が中心になってきているという。徐所長は「不眠症にも潜伏期がある。長期にわたって不規則な生活を続けていると自律能力が低下し、1年で発症する人もいれば、5~6年後に発症する人もいる」と指摘している。
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また、いびきや夢も正常でない眠りの状態を表しているという。いびきについて専門に研究している陳海東(チェン・ハイドン)博士によると、いびきをかいたり夢を見る人の睡眠は質がよくなく、不眠症になる可能性がある。また、「いびきは睡眠時無呼吸症候群発症の前兆の可能性もある」と話している。
一方、統計によると、ホワイトカラーの80%以上が「睡眠不足」と感じており、精神安定剤や睡眠薬を自分で購入して服用している人も多いという。しかし、専門医は「不眠の原因は様々で、大部分が精神的な要素に関係している。薬の乱用は依存症を引き起こす可能性もあり、かえって健康を害する」と注意を呼びかけている。(翻訳・編集/HA)
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