このブログを始めてちょうど半年が経ちます。
カテゴリーランキングというものに意味もよくわからず
参加していたのですが
いつの間にか順位がどんどん上がっていってたようで。
ランキングなどはまったく気にしていないですが
いつも見ていただけているようで嬉しく思います。
あまりアクセス解析というのもしないのですが
チラッと覗いてみると検索キーワードの中に
『美容室 タイガーマスク』『美容師 タイガーマスク』
というものが増えてきているようで(笑)
少し話題になっていることがこの名前だけに申し訳なく
思っています。
今日はこれからの美容室経営で重要な戦略をお話します。
正直たくさんありますが。
一部だけでもお話できたらと思っています。
美容室経営・美容師にとってこれから先、重要になってくるキーワードは
男性客
ざっくりなキーワードですがこれ間違いないです。
女性はパーマ屋さんへ、男性は床屋さんへ、
こんな時代がもう終わっているのは皆さんご存知の通り。
そもそも欧米諸国ではそんな流れはありません。
性別に関わらずヘアースタイルを取り扱う場所は
ヘアーサロン
という一括り。
なぜ日本はそうなったかというとっていう話は飛ばします。
ようはパーマ屋・床屋からヘアサロンになってきているという事ですね。
比率で言うと親たちの時代は美容室での男女比率は 0:10 に近いものでした。
25年ほど前から若者を中心に徐々に男性が美容室を利用するようになり
1:9→2:8→3:7という具合に男性客比率が高まっていきました。
美容室、美容師によってはこの流れを
『ここは美容室だから3:7くらいまでにしよう』
だとか
『俺は美容師だから3:7までだな』
などという時代錯誤なことをいう人もいます。
女性客が多いスタイリストの方が凄い、だとか、
男性客が多い方が駄目だとか
面白い思想の美容師も存在します。
当たり前ですがどっちがどうなんてことは絶対にありません。
技術力・接客力が重要な職種ではありますがそこに勝ち負けは
存在しませんよね。
スポーツなどと違い明確な勝敗や上手い下手などは存在しない業界です。
しいて言えば同じ土俵(サロン)であればお客様からの支持数(売り上げ)。
そこも明確ではありませんが同じ新規客数に入り指名客数に差が出れば
そこは勝敗がつくと思います。
少し話は変わりますが
Aさん男女比1:9で売り上げ80万円
Bさん男女比5:5で売り上げ80万円
売り上げは同じですが
『Aさんの方が私たち美容師だし女性客が多い分、Bさんより上かな』
と思ってしまうのが時代錯誤でこれからの流れに乗っていけない
美容室経営者・美容師です。
売り上げが同じなので支持率的にはそれがすべてですが
時代の流れからいけばBさんが将来的ちょっと上かなと。
年配客層がメインの美容室ではない限り
10代~40代までがメインのサロンでは
今現在の時点で
5:5
が理想。
というか当たり前でもいいくらいです。
顧客数が5:5です。
なので男性客の方が来店サイクルが早いので
来店率は6:4といったところでしょうか。
ヘアサロンとして日本の人口を考えれば普通です。
しかも40代以下の男性の理容室から美容室への流動を考えれば
5:5もしくは4:6になっていない方が実は問題なのです。
まずはそこを達成してそこから広がる男性へのメニューの幅が
これから先、美容室経営にとって大きなポイントとなってくるのです。
勝手に男性客は単価が低いとか決め付けないでくださいね。
単に美容師が男性客に対して提案できるものが少ないだけで言い訳です。
むしろ女性より年間単価が高くなる可能性を秘めているくらいです。
男性客はこれから先の美容室経営・美容師にとって売り上げを上げれる
原石
です。
なのでヘアサロンである以上、まずは男女比5:5となるように戦略を立てましょう。
そのベースが出来てこそその先の戦略が立てれますので。
これを数年前から把握していた経営者さんは現在すでに5:5です。
すぐにでもその先の戦略が立てられ効果もすぐに出ます。
でもまだ遅くはありません。
美容室単位でも、美容師単位でも目指すは5:5です。
この話、無視する人は無視してください、否定する人は否定してください。
そして絶対そのままでいてください。
そういう人たちがいる方が実践する人たちが楽になりますから(笑)
5年後、美容室として、美容師として利益がでたり稼いでいるのどっちかな???
