こんにちは網野です。
先日お話した通り美容室はなかなかお金を残せない仕組みになっています。
いや、されています。
まずどこで・なにで、売り上げはそのままで利益を今以上に残せるのかを考えなければいけません。
(もちろん売り上げを上げることも重要ですが簡単ではありませんし売り上げを上げるにもお金がかかる時代です)
そこがわかっているようでわかっていない美容室経営者さんが多いです。
簡単に言えば
①仕入れを安くして原価率を抑えお金を残す
②店販比率を上げてお金を残す
簡単に言えば誰でもわかるしどこでも言われている事ですが内容は深いですし実行・成功しているサロンは残念ながら少ないです。
どこをどうすれば良いかわからないということもあるでしょう。
ディーラーさん、メーカーさんがサロンにこのような内容をコンサルしてくれますが本人たちやその会社の利益をメインに考えているコンサルなんでサロンが成功するはずがありません。
どこの美容室もだいたいディーラーさんが入っておりメーカーさんとの交流もあるはずです。
ディーラーやメーカーの主催する講習会なども行くと思います。
そこで的確なサロンの発展の為になるコンサルがされていれば美容室業界はこんなに低迷していないですよね(笑)
集客関係のコンサルや勉強会ではホットペッパービューティさんもやってくれていますがホットペッパービューティに高い掲載料を払うのが大前提です。
一般社会的に自社の利益の為に仕事をするのは当たり前のことですが美容室を取り巻く周りの会社は
『自分たちの利益の為に美容室の利益をえぐり過ぎじゃありませんか?』
もちろんそれ以上の利益がサロンにもたらされればいいのですがそうなっていないからこんなに低迷しているのです。
サロン側や美容師も早く気がつきましょう。
気がついて行動した人から生き残れる時代になっています。
今はなんとなくやっていけている人がこれからどんどんやっていけなくなります。
今、すでに危なくなって危機感を持っている経営者もまだ間に合います。
でもこのまま現実を見ないで放置していれば確実に終わります。
社保どうこうの問題は法人サロンに限りますが増税・不景気・集客・求人問題はどこのサロン・どの規模のサロンでも必ず影響を受けます。
そこがとどめになるサロンも少なくないでしょう。
2017年
ここに向けて対策を取れていないサロンは今は大丈夫でも必ず劣勢に立たされます。
2014年の増税・不景気の傷が残ったまま戦えません。
せめて傷を治しておかないと。
まず
①仕入れを安くして原価率を抑えお金を残す
商材のセレクトをもう一度考え直すことも重要です。
使い慣れているという理由だけで無駄に高い商材を使用していませんか?
粗悪な商材を使えとは言いませんが現在いろんな商材が各メーカーからいろんな値段で出ています。
『値段は安くクオリティの高い商材』
を選び、
『それを更に安く仕入れる』
これをすれば原価はかなり下がり利益(お金)が残ります。
はっきり言います!
比率の低いパーマ液や矯正剤はそのままでも材料費の大半をしめるカラー剤を安く仕入れればかなり原価は下がります。
元々美容室の材料原価は他の業界に比べて低いですが侮ってはいけません。
1%変わるだけでいくら残りますか?
その金額の利益を残す為にいくらの売り上げが必要ですか?
その売り上げを新たに立てる為にいくらの宣伝費および努力が必要ですか?
そう考えると1%はかなり大きな意味を持ちます。
重なっていけば年間でかなり大きくもなります。
でも行動するかどうかだけで変わっていく項目です。
現在全国平均では美容室の原価率は10~15%くらいだと思います。
私がすでにコンサルしているサロンは5~7%です。
月300万のサロンで15万円~20万円の利益の残り方が違います。
年間で180万~240万円です。
どっちが今後生き残っていくか、生き残っていきやすいか、誰でもわかりますよね。
別にクオリティの低い商材を取らせている訳ではありません。
むしろクオリティは高い商材です。
有名、無名は別としていい商材です。
多くのサロンが使っている商材ももちろん使用しています。
なのに5~7%の原価率。
月の売り上げ50万~100万円の小さなサロンでも。
信じられないかもしれませんが本当ですよ!
まずはカラー剤の1液。
そして売り上げに対して意外と原価率の高いサロントリートメント商材。
これからまだ伸びていくヘッドスパの商材。
この3つをクオリティを下げず原価を下げれば7%は可能です。
さらにそれを安く仕入れたならば5%も可能です。
やり方や商材は知っているので是非私にご相談ください。もちろんコンサル料なんていただきません。
紹介料もいただきませんよ。
その代わりこのシステムを広げていってもらい幸せになるサロンを増やすご協力をしてもらえればいいだけです。
サロン同士が競合するネタではないですし前回も言いましたがサロンvsサロンの時代ではないので。
そして次に
②店販比率を上げてお金を残す
これはですね、ぶっちゃげると大手メーカーの店販品は売らないことです。
余裕がまだ少しあるサロンはOEMでサロンのオリジナル商品を作れば簡単なのですが。
もちろんディーラーやメーカーを間に入れては原価が高くなるだけなんで駄目ですよ!
その方法もご相談いただければご協力できます。
店販比率も必ず上がり店販利益比率も上がる方法がありますので。
単独OEMは不可能なサロンは複数サロンで作る方法もあります。
ほぼ同じ効果が生まれます。
仲の良いサロン同士でも良いですし同じ志のサロンが周りにいなければこちらで全国の知らないサロンだけど同じ志のサロンを紹介することもできます。
OEM以外ですと大手ではない店販商品をセレクトするということと
一般的なサロンで販売する店販商品だけでなく美容に関わる他の商品も売るということです。
シャンプー・トリートメント・スタイリング剤 以外。
これも世の中的には当たり前の流れなんですよね。
わかりやすいのがコンビニ。
数年前では考えられないようなラインナップになっております。
生き残り、売り上げアップに必死です。
でも美容室もこれくらい必死にならなければいけないのです。
技術商売、技術商売、と言っているだけでなくその前に『美容商売』ですよ!
美容に関わるものをお客様の美容の為に売って当然なんです。
でも何を売っていいのか、どこから売れるものを仕入れていいのかわからない人も私にご相談ください。
現在、その部分の製品開発コンサルもやっているので完成すればご紹介もできます。
もちろん自分で考え自分で探すのもいいと思いますし、もし良いものや成功事例がありましたら逆に私にご紹介してほしいですね。
情報は共有しあって大きな動きにするほうがこれからの時代は得をします。
情報を隠して小さな動きにしていると最初はいいのですが結果的に続かないですし損をします(笑)
閉鎖的な業界なんで良い情報や成功事例は隠しやすいんですがね。
でも最終的に得をするには逆なんです。
だから私はいつでもオープンにしています。
オープン過ぎて最近変な圧力がかかってきていますが(笑)
こそこそ変な圧力をかけてくるような人間たちには私は負けません!
なぜならタイガーマスクですから(笑)
